仕事に短時間しか集中できない人の特徴・考え方の対処法

マネジメント

仕事に集中できていますか?

「仕事に短時間しか集中できない!」「バリバリ働きたいのに作業がほとんど進まない!」あなたはこういったことで悩んだことはありますか?
こんなときは、仕事に集中できない人の特徴を挙げてみることで、改善するためのヒントが見つかることもあります。そこで、まず短時間で集中力が続かなくなってしまう人の特徴を、いくつか挙げてみました。

①仕事で集中できない人は、周りや時計の音に驚く

短時間で集中できなくなる人の特徴の1つとして、他のモノが気になりやすい、というものがあります。例えば、会社の席で自分の後ろを通り過ぎた人がいると、毎回、振り向いていちいち確認してしまう人。こういう人っていませんか。または、時計の音が大きく鳴るたびに、そちらに視線が行ってしまい、深い意味もないのにチェックをしてしまう人。こういった人もよくいますね。こういうタイプは、気が散りやすいので、集中力が続かない人が多いようです。

目の前の仕事に熱中したくても、別の音が聞こえてくると集中できなくなる、何かが視界に入ってくるとソレに反応してしまい、さっきやっていたことがわからなくなることもあるようです。ただし、瞬時に動きやすいので、こういったタイプの人は、状況がすぐ変わっても対処できるという長所もあります。

しかし、目の前の仕事だけに没頭しようとすると、この瞬発力という武器が一転して集中力継続のお荷物になってしまうことも多いわけですね。最近は周りの音を消す耳栓のような商品も増えてきていますから、会社で使用OKなら取り入れてもいいでしょう。

②空想ロマンチストは仕事に集中できない

人間は誰しも、過去を回想することがあるはずです。しかし、集中できない人の特徴として、その頻度が多いことが挙げられます。別のことを考えているから集中できない、ということなのです。それは空想だったり、さまざまな悩みだったり、過去の気になることを思い出す癖があるなど、内容は人それぞれですが、何にせよ仕事より思い出にひたる時間が多いと、なかなか集中はできないものですよね。

空想をしながら仕事をするとやはり効率が落ちます。同時に2つのことをしようとするのが苦手な人もいるからです。当たり前ですが、別のことを考えていたら他の作業はその分、おろそかになってしまいます。別のことを片隅で考えながら、無理やり、同時進行で仕事をしようとすると、頭が混乱するのは当然のことですが。

女性の場合は、器用な人が多いので、友達と電話をしながらキッチンで料理が作れるなどといった人がいます。
しかし男性の場合、こういった同時に何かをする、といったことは苦手だという人が多いかもしれません。もちろん、女性の中にも、こういったタイプは同じようにたくさんいます。何か考え事をするだけではなく、やはり辛い経験をしてマイナス思考な特徴がある人も、こういったケースで集中困難になりやすいことがあるようです。悩みを減らしていこうとするとこれらは改善していけるかもしれませんね。

③面倒くさがり

集中できないと悩んでいる人の中には、仕事が面倒くさいから、本当はやりたくないから、という隠された心の悩みを持っていることがあります。集中できないで真剣に悩み苦しんでいる人に向かって、努力不足!というのは過酷なのであまり言われないかもしれませんが。

しかし、実際には、こういった別の悩みを大きな盾にして、面倒くさいからやらないんだ、という本当の自分の気持ちを認めないで自分を守っている人もいるようです。つまりは、仕事より別のことがしたい!と強く思ってしまっているわけですね。

それは友人との遊びかもしれないですし、恋人と楽しい時間ばかり過ごしたいという人間らしい欲望が原因かもしれません。この場合、集中力の問題というより、そちらの自分の気持ちについて向き合って対処していくことで、改善していくことがあります。

④寝不足

集中できない原因の1つに、よく脳疲労というのが考えられています。これは、睡眠が上手くとれないときによく起きてしまうのです。なので、集中できない人の特徴として、正しい睡眠をとってない人が多い、というのがあります。名前の通り、脳疲労は頭が疲れきってしまっているのですよね。

こういうと、仕事のしすぎ?休んだほうがいい?と思う人もいるかもしれませんが、仕事だけが原因で脳疲労になるわけではないです。日頃からいろいろと辛いことを考え込んでまう、ストレスがたまりすぎて心が疲れてしまう、といったことでも、頭はどんどんと疲れていきます。

そうなると、集中力まで落ちていってしまうのです。さらに睡眠不足はストレスの原因にもなりやすいので、さらなる仕事力低下にもつながってしまいます。夜なべしたりしないで、生活リズムを整えるといいですね。

集中できない人の対処法

集中力を上げるために大きく考え方を変える対処法としては、ダイエットと同じ考え方をしてみるといいですよ。生活リズムをとにかく整えること。集中力がさまざまなサプリで改善することがあるように、結局は集中力など、脳で起きていることは、元をたどれば脳に栄養を与える食生活の乱れが原因だったり、運動不足が原因だったりすることが多いです。

集中力のために大きく考え方を変えたいなら、細かい思考の修正よりも、今の生活習慣を変えたくない、という思考パターンを変えていくことが大事になってきます。集中力のためにゆっくり眠ることが大事?そのために運動をするの?となると、案外、やりたがないものです!

そのためには、やはり生活への態度を切り替えていくこと。その上で、運動不足や食生活を改善して、生活リズムを整えていきましょう。生活習慣を変えていくためには、メンタルトレーニングです。つまり「絶対に今の自分を変えるんだ!」という強い気の持ちようが、集中力アップにつながっていくはずです。

集中力を上げるには音楽、などといったものもいいですが、基本は、集中力を作り出しているのは自分自身の体なのです。なので、自分の体をよく作るための睡眠や生活リズムを整えていくことを優先する、そういった考えも大事ですよ。

そもそも運動不足や食生活などを改善するのは社会人としての基本になってきますので、正しい睡眠の取り方を取り入れて生活習慣を改善していきましょう。生活習慣を変えるには、脳は体の健康が作っている!と考えることも大事です。

精神的にまいっている場合も

集中力がない!と悩んでいる人の中には、気になることがあるから、という理由ではなく、病気の可能性もあるかもしれません。つまり、集中力できないといった問題以前に、元気や継続して作業をする力などの他の能力も低下しているせいで集中できないということが起きていることも考えられます。あまりにも長い期間、こういったことに悩んでいるときは、一時的なモノではなく病気も疑うことも大事かもしれません。

心配な場合は病院にいきましょう

集中力に対してあまりにも深刻に悩んでいる人は、すぐにでも病院に行くのがおすすめです。しかし、そこまで深刻じゃないよ、と考えている人の中にも、知らないうちに精神的な負担を抱えてしまっている人がいます。知らないうちにどんどん悪化してしまうので、初期治療が重要です。むしろ軽度であればあるほど、回復が早いと言われているので、集中できないことを合図に、早めにお医者さんの診断を受けてみると症状が改善しやすいかもしれません。
病気の場合は、仕事自体が困難になることもあるので、気になる人は、早めに診断と治療を受けにいくといいですよ。

仕事に集中するための工夫

集中できない人は、気になるものを全部バッサリと切り捨てることが大事です。切り捨てるといっても、本当に捨てるわけではなく、仕事に必要ないものは全部、カバン中などに入れてしまう、などの工夫はかなり効果が期待できます。意外と小さなアメの紙なども目の前にあるとけっこう気になってしまうものなのです。

このぐらいは置いておいても大丈夫だろう、と思うようなものも、意外と人は気にしてしまっています。別の場所に置いて視界に入らないようにさせるといいですよ。特に携帯の電源は切っておきましょう。気分転換であっても、たびたびのチェックはNGです。没収されたと思って、カバンなどに押し込んでおいたほうが無難です。

まとめ

長時間集中し続けるのは相当大変です。しかし、短時間ですら集中できない人は、落ち着きがなく、社会人として信頼されにくいです。集中すべき時とそうでない時をはっきり区別して、集中すべき時にしっかり集中できるようにしましょう。

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