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2019年06月22日

フルスクラッチ開発の手順7つ|フルスクラッチ開発のメリット・デメリット

フルスクラッチ開発という言葉をご存じでしょうか。開発者の方々はやがてたどり着く開発の手法といえるでしょう。今回はこのフルスクラッチ開発の手順などを紹介し、この開発におけるメリットとデメリットについても解説します。是非参考にしてみてください。

フルスクラッチ開発の手順7つ|フルスクラッチ開発のメリット・デメリット

フルスクラッチ開発

システム開発におけるフルスクラッチとは、既存の物は参考にする程度で一切使用せず、最初からすべてを作り上げる開発手法です。

一からすべてを作るこのフルスクラッチは開発者側から見ると非常に興味がそそられる仕組みではありますしメリットも存在します。ただし、すべてを作る故のデメリットもありますので、容易に選択はできません。

時間・コストはかかるがオリジナルシステムが完成

フルスクラッチ開発は全部を手がけるので時間とコストは非常にかかりますが、自分たちによるオリジナルシステムが作れるというメリットが存在します。

自分たちが欲する機能を可能な限り搭載するとができるのが、フルスクラッチ開発ですので今まで他のシステムを使って不便に感じていた部分も一気に解消できる可能性があります。

フルスクラッチシステムは長期間使える

他社のパッケージソフトは提供側が開発をストップしてしまうことでシステムそのものが利用不可となってしまうというデメリットがありますし、使いにくい部分が一生解消されないこともあります。

自社によるフルスクラッチ開発ならばこのような問題はありませんし、自分たちが使いやすいように作られているので長期間使い続けることも可能です。もちろん、何か必要になったらそれに合わせてのヴァージョンアップは必須です。

スクラッチ開発との違い

これは非常に微妙な言い回しで、現実的にはスクラッチ開発とフルスクラッチ開発は同じ意味となります。基本的な意味は両方とも一からシステムを作ることです。

使い分けとしては、既存の製品では合わないので自分たちで作る必要がある場合はスクラッチ開発で、とにかくこだわりのあるシステムを一から作りたいという人はフルスクラッチ開発としている傾向にあります。

フルスクラッチ開発の手順7つ

フルスクラッチ開発は一からすべてを開発するので色々と大変な部分も多いのですが、ある程度の開発手順というのは決まっています。それが要件定義・方式設計・詳細設計・実装・単体テスト・結合テスト・運用テストという順番です。

これらのどれか一つでも抜け落ちてしまうと、フルスクラッチ開発は失敗となってしまうでしょう。

フルスクラッチ開発の手順1:要件定義

フルスクラッチ開発手順の最初にくる要件定義とは顧客からどのような商品が欲しいのかを聞いた上でどのようなシステムを作るのか、方向性を決めることです。

この段階では顧客側も明確にどのような商品が欲しいのか決まっていないことが多いので、要望リストなどを用意してどの機能が必要なのか、必要ではないのかを切り詰めていきます。

フルスクラッチ開発の手順2:方式設計

ある程度の方向性が決まったら、フルスクラッチ開発でどのような言語を用いるのか、仕様はどうするのかを定める方式設計を行います。

ただし、この段階で機能が多すぎると整合性がつかなくなってしまいほころびが多くなってしまいますので、要件定義の段階でできるかどうかを明確に判断しないといけません。下請けに依頼する立場の人でもこの部分を理解していないと嫌われてしまいます。

フルスクラッチ開発の手順3:詳細設計

ある程度の基礎開発が終わったら、次は入力やデータベースにデータを渡す方法やそのときの処理やプログラム構造設計を行う詳細設計に移行します。

通常の仕事ならば開発会社側がシステム計画書を持参して依頼会社に頼むという形になりますが、フルスクラッチ開発の場合は自分たちで作ることになるので依頼会社は挟みません。

フルスクラッチ開発の手順4:実装

内部設計や外部設計が終わったら、計画書や設計書を元にしながらプログラミングを実装していきます。プログラム開発は一ヶ所で遅れが出ると連鎖的に作業が止まることが多いので、進捗管理も重要になります。

フルスクラッチ開発において欲しい機能や実装して欲しい仕組みを取り入れる最終段階でもありますので、緊急的に追加してもらいたい機能があった場合は遅くてもここまでには依頼しないといけないでしょう。

フルスクラッチ開発の手順5:単体テスト

システムの実装が終わったら、今度は単一機能ごとにまともに動くかどうかをチェックしていきます。この時点での見逃しがあると結合テストでのトラブルつぶしで非常に時間がかかってしまうので注意が必要です。

会社によってはテスト仕様書のカテゴリーに「単体テスト仕様書」が用意されていることもありますので、そちらに沿って作業するようにしましょう。

フルスクラッチ開発の手順6:結合テスト

フルスクラッチ開発で単体テストまで終わったら、それらのプログラムを結合して全体的に動かしたらどうなるのかをテストします。機能の連携がうまくいっているかどうか、プログラムが正常に組まれているのかを徹底的に確認します。

バグが発見されたら出るたびにつぶしていきましょう。基本的にバグがゼロというのはあり得ませんが、多すぎるのも問題です。

フルスクラッチ開発の手順7:運用テスト

フルスクラッチ開発のテストごとの機能や性能の確認が終われば、最後はクライアントを交えて実際に業務で使えるかどうかを試す運用テストを行います。

この運用テストは本番稼働前に行う最後の作業になりますので、最終的な動作確認以外にもクライアント側がしっかりと操作できるようにするための仕様書などの確認も行う必要があります。

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フルスクラッチ開発のメリット・デメリット

このような流れがあるフルスクラッチ開発にも大きなデメリットとメリットがあります。

かなり両極端なものとなっていますので、それらのメリットがどれだけ自分たちに必要なのか、デメリットがどれだけ足を引っ張るのかを考慮しつつ選んでください。

フルスクラッチ開発のメリット

フルスクラッチ開発のメリットは自分たちが欲しい機能を搭載したソフトを用意できること、そして追加したい物が新たに出てきても臨機応変に対応できることでしょう。

オリジナリティが必要な業務をしている会社ならば既存の製品をカスタマイズしていくよりも、フルスクラッチ開発を行った方が最終的にはコスト的に安くなるケースも多々あります。

フルスクラッチ開発のデメリット

フルスクラッチ開発の最大のデメリットは一からすべてを開発する必要があるので、それだけ時間がかかって必然的に人件費も増大しコストが膨れあがってしまうことです。

システム開発費のほとんどが人件費となりますが、必要になる人員と時間によって費用負担も倍増してしまいます。

パッケージソフトを複雑にカスタマイズしてしまうとそちらで余計に保守費用がかかってしまうケースもありますので、判断はかなり難しくなります。

フルスクラッチ開発について理解を深めよう!

フルスクラッチ開発には大きなメリットもありますが、時間とお金がかかるというデメリットが必ずついて回りますので、自分たちの業務がどうなっているのかで判断しましょう。

フルスクラッチ開発もパッケージ開発も今話題のSaasソフトもメリットとデメリットがありますので、それら違いを理解して自分たちの環境に合っているものはなんなのかを判断する必要があります。

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