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2019年12月05日

率先垂範について知ろう!特徴5つやメリット3つ|注意点について紹介

組織のリーダー的な立場の人に求められる「率先垂範」とは、具体的にどんなことを指しているのでしょうか。ここではその意味をはじめ、率先垂範ができている人の特徴、率先垂範のメリット、上司が率先垂範を実行するときの注意点などを解説しました。ぜひ参考にしてみてください。

率先垂範について知ろう!特徴5つやメリット3つ|注意点について紹介

率先垂範とは

組織のリーダー的な立場にある人に求められる資質の一つとして挙げられるのが「率先垂範」です。「率先」とは「先んじて率いる」=「人の先に立って行動する」ことを指し、「垂範」とは「範を垂れる」=「模範を示す」ことを指しています。

つまり「率先垂範」とは、「自ら進んで人の先に立って行動し、それによって他の人に模範となるあり方を示す」という意味です。では、それを実行することの効用を見ていきましょう。

率先垂範の必要性

率先垂範が必要とされる理由は、まず第一に、組織の全体力を上げるという大きな目的を達成する手段として有効であるためです。「個」の集合が「全体」ですから、一人ひとりの行動が鍵を握ります。

部下や後輩にとって、手本となる行動や考え方が目の前に示されているとしたら、一人ひとりの成長の手がかり、足がかりになることは間違いありません。それが信頼や自信につながり、まとまりのある強い組織を実現させていくでしょう。

率先垂範ができている人の特徴5つ

率先垂範ができている人とは、具体的に「何ができる」人なのでしょうか。ここでは、率先垂範ができている人の特徴を5つ挙げてみます。自分自身と照らし合わせて、チェックしてみてください。

率先垂範ができている人の特徴1:自分に自信を持っている

1番目の特徴は、「自分に自信を持っている」ことです。人が自信を持つ背景には、裏づけとなる根拠があります。口先だけではなく、自ら考えて実行し、他者から認められる成果を上げてきたことが、その根拠となっているはずです。

成果を上げるための道筋を知っていることが強みであると自覚しているからこそ、自信を持つことができます。また「過信」ではなく、客観的に自己評価できていなければならないのは言うまでもありません。

率先垂範ができている人の特徴2:柔軟な思考

2番目の特徴は、「柔軟な思考」ができることです。ビジネスでもプライベートでも、思いどおりに物事が進まないのはよくあることです。正しいと考えていたやり方が行き詰った、予想外のトラブルに見舞われたなど、誰しも一度は経験があるでしょう。

そんな時、一つの考え方に捉われていては、事態はますます悪化しかねません。物事を多角的に見て、よりよい方向性を見出すために必要なのが柔軟な思考です。

率先垂範ができている人の特徴3:気持ちの切り替えが早い

3番目の特徴は、「気持ちの切り替えが早い」ことです。ビジネスでは、素早い判断や方針の転換が求められるケースが少なくありません。気持ちの切り替えの早さは、スピーディな対応力につながります。

例えば失敗した時は、いつまでも落ち込まずにその原因を冷静に分析し、次にどう対処するかを考える必要があります。そしてすぐに気持ちを切り替えて、前向きに取り組んでいく姿勢が大切です。

率先垂範ができている人の特徴4:責任感がある

4番目の特徴は、「責任感がある」ことです。人の先に立って物事を進める場合、最後まで責任を持って実行するという覚悟が必要になります。

特に、人が進んでやりたがらない困難な事案にあえて取り組む時、その責任感は周囲にも伝わるでしょう。そして「自分がやらなくても誰かがやってくれるのではないか」という無責任な空気を変えるインパクトを与えることができます。

率先垂範ができている人の特徴5:目標を持っている

5番目の特徴は、「目標を持っている」ことです。「こういう組織づくりを実現したい」、「こういう仕事を成し遂げたい」などの具体的な目標を掲げ、それに向かって進んでいこうとすれば、必ず周囲を巻き込んでいくはずです。

そして、その目標を達成するためには、何をすべきなのかを考えて行動する必要があります。具体的な目標は、具体的な行動を導き出す大前提として不可欠なものといえます。

率先垂範することのメリット3つ

では、実際に率先垂範をすることでどんなメリットが生まれるのでしょう。代表的な3つのメリットを具体的に見ていきますので、なぜ率先垂範が必要とされるのかを確認してみてください。

率先垂範することのメリット1:物事が進む

率先垂範の大きなポイントは、人からの指示を待たずに、自ら考えて行動するという点にあります。つまり、それだけ物事が確実にスピーディに進んでいきます。

それができる背景には、組織が抱えるさまざまな課題を自分に引き寄せて考えられる、当事者意識を持っていることが挙げられます。率先垂範ができている人の特徴でも述べた、責任感や目標を持っているという要素は、ここにつながってきます。

率先垂範することのメリット2:周りから慕われる

率先垂範を実行し、結果を出した時、「やればできる」という達成感が周囲にも伝わります。そのプロセスを見せることで、仕事のイメージも明確になるでしょう。

このように、口先ではなく真っ先に動くことには人を変えていく力があります。それができたなら、手本を示してくれる存在として、周りの人たちから慕われるはずです。

率先垂範することのメリット3:自分に自信がつく

率先垂範をする上では、まず自分が変わることが大切になります。自分の考え方や行動を見直し、足りないところや欠点を改めていく必要があります。自分が変わらなければ、人を変えることもできないと自覚するのが第一歩です。

また、人の先に立って行動する時、失敗のリスクが伴うのは避けられません。しかし失敗を恐れずチャレンジしていくことで、自分自身が学ぶものも大きく、結果として自分に自信がつく経験となります。

上司が率先垂範を行う上での注意点

率先垂範は、実行する人の立場によってやり方や気をつけるべき点が異なってきます。そこを間違えては、思うような効果を上げることはできません。ここでは、上司が率先垂範を行う場合の注意点を見ていきましょう。

分かりやすく模範を示す

上司が部下に対して模範を示す場合には、「部下にもできる方法」でなければなりません。自分にしかできないやり方をいくら見せても、部下にはいきなり同じようにはできないと思われてしまいます。

部下に「自分もやってみよう」と思わせる、分かりやすい方法とは、たとえば基本に忠実なやり方です。それによって、まず気持ちを前向きにさせ、一歩を踏み出させるきっかけを作ることが重要です。

部下の仕事を取り上げない

率先垂範の目指すところは、それを全員ができるようにすることですから、模範を示した上で「実際にやらせてみる」必要があります。部下の仕事まで上司がやってしまっては、意味がありません。

任せる部分はしっかり任せることで、当事者意識が育っていきます。そのプロセスにおいて、適切なアドバイスをしたりしながら、部下に達成感を持たせて成長を促しましょう。

率先垂範について知り実行しよう

ここまで、率先垂範の意味から始まって、それを実行するとどんなメリットがあるのか、また、行う上での注意点などについて見てきました。率先垂範についてのおおよそのイメージをつかんでいただけたでしょうか。

もしあなたが、いま所属している組織を変えたい、自分自身が変わりたい、といった思いを持っているなら、率先垂範はチャレンジする価値があります。実行するには勇気や決断力も必要ですが、その先にある大きな成果に向かって、踏み出してみましょう。

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