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2019年09月17日

内発的動機づけとは|内発的動機づけのメリット5つとデメリット3つ

内発的動機づけは、もともと自分の内部の感情や価値観からの動機づけなので、誰でも持っているものです。内発的動機づけを活用することで、仕事に対するモチベーションを高く持ち続けることができます。その高いモチベーションを維持できる内発的動機づけを簡単に説明します。

内発的動機づけとは|内発的動機づけのメリット5つとデメリット3つ

内発的動機づけとは

内発的動機づけとは、自分の内部からおこる『やりたいからやる』『楽しいからやる』といった、自らの意志が原動力の元となり、行動を起こさせ、その行動を持続させる動機づけです。

信条、趣向、感情などの刺激が動機づけの元となり、目標に向かって自律性を持ち主体的な行動を持続させます。例えば、趣味の活動などがそうです。

「動機づけ」とは、モチベーションの和訳です。ビジネスではモチベーションの方がよく使われています。

外発的動機づけとの違い

内発的動機づけに対して、自分の外部からもたらされる外発的動機づけもあります。

外部とは、評価・賞罰・強制・義務など外部から刺激が元となり、目標に向かって進んでいこうとする行動を起こさせそれを維持させる原動力のことを外発的動機づけといいます。

わかりやすい例では「アメとムチ」のように、良い結果を出せば報酬が増え、悪い結果ならば報酬が減るという、外側からの動機づけで行動を起こさせようと働きかけることです。

内発的動機づけのメリット5つ

自分で目標を立て自分で選択をしていく、自立性を持って自発的に行動することで、さまざまなメリットが生まれます。

「好きこそものの上手なれ」ということわざがありますが、もともと内発的動機づけには、楽しいからやる、やりたいからやるといった、自分の内側から湧き上がる感情や趣向が動機としてありますので自発的に行動します。

ここでは、内発的動機づけの5つのメリットを説明していきます。

内発的動機づけのメリット1:外的要因に関係なく行動が持続

内発的動機づけは自発的な動機からの行動なので、持続力があります。

内発的動機づけには、損得や評価や賞罰などの外部からの動機づけの環境が一切ないので、自分で目標や、目的を決めて自発的に行動していけます。

外部からの干渉も強制もなく、自分の感情や信条をもって自主的に行動をしていくことが、やる気と意欲を出させますので無理なく行動が持続します。誰でも興味のある事を追求するのは苦にはならないでしょう。

内発的動機づけのメリット2:生産性向上に役立つ

内発的動機づけにはモチベーションを上げる効果があります。自分の内側からおこる自主性つまり、『やりたいからやる』から成り立つ動機づけなので、問題解決能力や創造性が必要とされるビジネスにも役立ちます。

自発的な『内部からのやる気、意欲』が高いモチベーションとなり、自身でこのモチベーションを維持することができ、業務に対しての提案や意見、改善など活発になり、生産性の向上にも繋がります。

内発的動機づけのメリット3:相乗効果が期待できる

内発的動機づけは外発的動機づけと組み合わせて活用することで、相乗効果が期待できます。

仕事ですので、時には苦手な業務を任される事も当然あります。この場合は外部からの賞罰、評価など、外発的動機づけからのスタートになります。

しかし、業務をやっていくうちにだんだんと苦手でなくなり、苦手でなくなることで自信がつき、自信がつくと積極的になり、モチベーションも上がり能率向上に繋がるという相乗効果が期待できます。

内発的動機づけのメリット4:自己成長に繋がる

もともと自分の内側から湧き上がる感情や趣向から成り立っているものですので、やる気も意欲もあります。そして、持続力もあります。

そして目標達成に向けて、信念をもって行動しますので、仕事に対しての、責任感も持続力も知らず知らずのうちに身につき自発的に行動することができるようになります。

内発的動機づけによる自発的な行動により、自己の成長や新たな能力開発も期待できます。

内発的動機づけのメリット5:自ら仕事の意味や価値を見出すことができる

内発的動機づけによって自発的に行動し仕事を進めていくうちに、仕事への提案や意見が生まれます。主体性持って仕事を進め、目標を達成することで充実感や満足感を得られます。充実感を得ることで、仕事の意味や価値を見い出すことができます。

内発的動機づけで、自発的に仕事に関わるようになると、今までとは違った仕事の面を発見します。

仕事に意味や価値を見い出すことで、さらに内発的動機づけが強まります。

内発的動機づけのデメリット3つ

ここまで読んで、「仕事が楽しくなり自らやる気がでるとは、内発的動機づけってなんて素晴らしいんだ!」とお感じになった方もかいらっしゃるかと思いますが、残念ながら万能ではありません。いくつかのデメリットもあります。

ここでは、そのデメリットを3つ挙げていきます。

内発的動機づけのデメリット1:興味や関心がないと難しい

もともと、自分の内部から湧き上がってくる、信条や趣向が行動の原動力の元となる内発的動機づけですので、そこには自分の内部から湧き上がる動機づけになる何かが存在しないと成立しません。

自分の内部からの興味や好奇心のあるものでなければならないので、その動機づけとなるものでないと、持続力も自発的な行動にも繋がらないというところです。

仕事で直接的にすぐ内発的動機づけになるものは少ないので、難しいところです。

内発的動機づけのデメリット2:個人差がある

内部からの感情や趣向なので、「これが全ての人の内発的動機づけになる」、というものはありません。

もともと、内発的動機づけは個人の内部からのものなので、個人の感情や趣向、価値観や信条など、個人的な動機づけが元となるため、かなり個人差があります。

例えば同じ内容の仕事でも、ある人にはとても興味深い仕事内容でやる気満々でも、ある人には全く関心の持てないやる気の出ない内容の仕事だったということもおこり得ます。

内発的動機づけのデメリット3:汎用性がなく実践が難しい

そもそも、内発的動機づけは個人の興味や関心によるところが大きいため、全ての社員がそのものに興味や好奇心を持つことは不可能です。またそれぞれ、個人差があるため、応用したり広く利用したりすることが難しいので実践しにくいです。

社員が同じように一定レベルで業務をこなしていくためのマニュアルとは違い、内発的動機づけは社員一人一人の内部からの動機づけによって自らやる気を起こさせるので、標準化することも難しいです。

内発的動機づけを高めるポイント3つ

内発的動機づけを活用できれば、自らの意思で仕事に高いモチベーションを持ち続けていける。そんな気持ちで、仕事に向かっていけたら素晴らしいことです。

そもそも、自分の内部からの動機づけなので、自分でちょっとしたポイントを意識することで、内部からの動機づけを高めることができます。

ここでは、そのようなポイントを3つ紹介します。

内発的動機づけを高めるポイント1:自律性

内発的動機づけとは、自分の価値観に沿って選択し自主的に行動することでもあります。そこで自主的に行動したいという気持ちの、「自律性」を高める必要があります。

自己選択して行動することで、自律性は高まります。

例えば、仕事のやり方などを選択する時に、十分な判断材料に基づき自らが選択をする。そしてその選択に対して、「自分が選択したんだ」という意識を持つことが、自律性による動機づけを高めます。

内発的動機づけを高めるポイント2:有能性

誰でも周りから「有能である」と言われたいですし、実際にそうありたいと思います。内発的動機づけを高めるポイントの一つがその「有能感」です。

自分自身の価値観や考えで行動を起こし、その行動が結果に結びつくということを認識する事で、有能感による動機づけは強まります。

また、動機づけの行動で実際に結果を出すことができた場合は、より有能感の認識が深まり自信がつき、さらなる自己成長のための行動が期待できます。

内発的動機づけを高めるポイント3:関係性

内発的動機づけを高めるためには、互いに尊重しあい、信頼しあえる関係性の動機づけを高めることも大切です。

例えば、部下が仕事に対して、高いモチベーションを維持しながら前向きに取り組めるようにするには、上司が部下の価値観を理解し承認し、行動をサポートすることによって、関係性を高める動機づけを持続させることができます。

また、関係性による動機づけに強制など外発的動機づけが加わると、内発的動機づけは弱まります。

内発的動機づけでモチベ—ションを上げよう

初めは興味がない外発的動機づけの仕事でも、だんだんと進めていくうちに楽しくなります。自発的にその仕事に関する情報を集めたりと、外発的動機づけの行動が内発的動機づけの行動に変わることもあります。

内発的動機づけで、仕事に対して自己選択をしているという意識を常に持ち、自分自身で決定し行動をする事を楽しみましょう。自らの行動で結果が出せた時には自信と充実感に満たされて、さらにモチベーションも上がります。

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