仕事の能率が悪い人は時間の使い方に問題がある
同じ仕事をしていても、能率が良くて効率よく仕事を進められる人もいればそうではない人もいます。この仕事の能率の違いは主に時間の使い方の違いにある、と言われています。
仕事の能率の良い人は効率の良い時間の使い方をしており、逆に仕事の能率が悪い人は時間の使い方が悪い訳です。今回の記事では、仕事の能率をあげる方法や能率が悪い人の特徴について紹介します。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
仕事の能率をあげる方法10個
仕事の能率がよくない人は、能率をあげるためにはどうしたらよいのでしょうか。
ここから紹介する仕事の能率をあげる10の項目は、実際に仕事の能率がよい人に多く見受けられる特徴となっています。能率がよくなくてそれが悩みだという方は、能率をあげる方法をぜひ実践してみてください。
方法1:デスク周りをキレイにする
デスク周りをキレイにするというのは、キレイ好きな方が仕事の能率がよいのかというよりは自分の身の周りにどんなものがあるのか把握することができ、デスク周りをキレイにしておくことでいつでも仕事を広げられるといった意味があります。
実際にデスク周りが汚い人はだらしない場合が多く、仕事の能率も悪い場合があります。デスク周りをキレイにするだけでも人に与える印象が違いますので、まずはキレイに整えておきましょう。
方法2:よく使うモノは取り出しやすい位置に納める
仕事の能率が良い人は、よく使うモノなど使う頻度の高いものは自分で取りやすい位置に置いたり、あらかじめデスクに用意しておいたりします。
整理整頓がきちんとできている人であっても、何でも同じように分けて使う頻度を考慮していない場合があります。それでは効率が良いとはいえず、仕事の能率が良いともあまり言えません。自分にとって使い勝手のよい環境を整えることが大切です。
方法3:何でもすぐ使える状態にする
こちらも整理整頓に繋がるのですが、どこに何を置いたのかをしっかり覚えておくことで仕事の最中でも必要になったものをすぐに手に取り使えるようにすることは、仕事の能率を良くすることに繋がります。
いちいち必要なものが出てくるたびに周囲を探しているようでは、仕事の能率もあがらないでしょう。何がどこにあるのかすぐに判断できるようにする、せめてよく使うものは置き場所を近くにしておくことをおすすめします。
方法4:自分にしかできないという思い込みを捨てる
よくありがちな思い込みとして、「この仕事は自分にしかできない」というものがありますが、よほどの専門職でない限りそのようなことはないでしょう。
「自分にしかできない」という思い込みは、しばしばなんでも自分でやろうとしてしまいその結果、キャパシティ以上に仕事を抱え込んで能率を下げることに繋がってしまうことがあります。
方法5:人に任せる
上手く他の人に仕事を任せていくのも、仕事の効率を良くして能率をあげていくことに繋がりますので、能力のある人には積極的に仕事を任していくとよいでしょう。
仕事の能率が悪い人の中には仕事を抱え込みすぎている人がいますが、そういった時に人に任せることができるかどうかで仕事の能率をあげることができるかどうかが決まってきます。自分1人でやるのではなく、人に任せて全体の能率をあげることを考慮しましょう。
方法6:人の協力を得る
仕事の能率をあげるには人に任せることだと解説しましたが、そういう風に上手く人の協力を得る努力をしておくことも大切です。人脈というものは、持っていても損になることはほぼありません。
仕事の能率がよい人は人の協力を得ることが上手い場合が多いので、仕事で協力を得られるように日々の信頼を築いておくことが重要になるでしょう。
方法7:昼食をきっちりとる
単純に仕事する時間を増やせば能率があがるのか、といえばそんなことはありませんのでしっかりと昼食をとって休憩をすることも必要です。
仕事の能率がよい人は、休憩時間中もデスクにかじりついているということもなく、仕事は仕事食事は食事としっかり分けてきちんと時間をとっています。
これは仕事とそれ以外にメリハリをつけることにも繋がっており、しっかり昼食をとって休憩を入れることでまた集中する時間を作れます。
方法8:自分は完璧ではないと自覚する
自分が完璧ではないと自覚しておくことで、他人のアドバイスや能率の良い手法を自ら学ぶ機会が増えます。
逆に自分が完璧だと思い込んでしまうと、仕事の能率をあげようにも自分が完璧なので他の人をかえりみるということがありません。
自分が完璧ではないと自覚しておくことで謙虚になること、それにより他の人のやり方を取り入れたりアドバイスを受けられるようになると仕事の能率をあげることにも繋がります。
方法9:「忙しい」を口癖にしない
本当に忙しいとき、仕事の能率のよい人はどうして忙しいのか、何から手をつければよいのかを考えてすぐに集中して動き出します。「忙しい」なんて呟いている時間なんてありませんし、そんなことをするくらいなら手を動かすでしょう。
実際に忙しい可能性はありますが、忙しいを口癖にしている人はその状況を改善しようとはしていないのではないでしょうか。忙しいなら忙しくならないように、改善に向けて動きましょう。
方法10:能率のいい人のやり方を真似してみる
身の周りに仕事の能率がよい人がいたら実践したい方法で、実際に仕事の能率がよい人がどうしているのかを真似をしてみる方法があります。
何をどんな風に処理しているのか、誰に協力してもらっているのか、仕事中の作業の様子などを参考にして真似をしてみましょう。仕事の能率の良い人がどうしてそうしているのかを考えていくと、能率をよくするためにやっていることが見えてくることがあります。
仕事の能率が悪い人の特徴3つ
ここまでは仕事の能率をあげる方法として、能率がよい人の特徴を中心に紹介してきました。では、仕事の能率が悪い人にはどのような特徴があるのでしょうか。
ここからは仕事の能率が悪い人に共通する特徴について解説していきます、思い当たることがないかどうかチェックしてみてください。
特徴1:集中力が必要な仕事を朝にやらない
仕事の能率が悪い人の特徴1は、集中力が必要な大切な仕事を後回しにするクセがあり、朝一番にやろうとはしないという特徴です。
集中力が最も高まるのは朝の時間帯だと言われており、重要な仕事は朝一番ですませるという人も少なくありません。仕事内容に変更があった場合も早めに対処がしやすいためなのですが、仕事の能率が悪い人の場合は朝のうちにやらずに、ついつい後でいいやと後回しにしてしまうことがあります。
特徴2:集中力を自分の意志でコントロールしようとする
能率悪く仕事をしている人の中には、自分で集中して仕事していると考えている人もいますが、集中していると感じているのは本人だけで実際にはあまり集中できていないことがあります。
気合を入れて「集中するぞ」とやったところで、人間の集中力には限界があります。本人は集中しているつもりですが、実際には集中できる時間帯ではなく効率が悪くなっているだけ、という場合です。
特徴3:スキルアップがおろそかになりがち
スキルアップするには学ぶ必要があったり、新たな技術を取り入れたりする必要があるので多少面倒だったりしますすが、仕事の能率が悪い人はこの面倒を敬遠しがちです。
実際には、スキルアップしてパソコンのシステムやツールを使用することで仕事の能率をあげることができ長期的に見てプラスになるのですが、そこにいたるまでのスキルアップが面倒でスキルアップせず、能率の悪い仕事を続けてしまうという特徴です。
仕事の能率をあげる方法を工夫してみましょう
仕事の能率をあげるためには、まず自分の置かれている状況を理解して改善していくのが一番の近道です。能率が悪いようなら効率が良い人をお手本にしたり、紹介した能率をあげる方法を実践してみたり、能率が悪い人の特徴をなくしていくようにするとよいでしょう。
心掛けていれば簡単に行えることも多いので、デスク周りの整理整頓などの身近なところから始めてみることをおすすめします。