勤怠管理システムと給与計算連携の利点7|勤怠管理システム4選

業務改善

これまでの勤怠管理と給与計算

これまでの勤怠管理と給与計算は、タイムカードを利用した手入力・手計算がメインでした。そのため、データ入力作業や入力ミスの確認・修正などに時間がかかることが問題点でした。

しかし、勤怠管理システムを導入することで、データ入力作業や、入力ミスの確認・修正作業が無くなりました。そして、リアルタイムでの勤怠管理や的確かつ迅速な給与計算をすることができるようになり、業務の効率化を図ることが可能になりました。

勤怠管理システムとは?

勤怠管理システムとは、会社の就業管理を行うことができるシステムです。勤怠管理システムを導入することで、従業員の出勤退勤時間や残業時間などを把握しやすくなります。

リアルタイムに従業員の残業や有休の状況を見ることができるので、あまりにも残業や休日出勤などが多い場合は、事前に従業員に警告することも可能です。

勤怠管理システムと給与計算の連携

勤怠管理システムは、給与計算システムと連携することが可能です。勤怠管理システムと給与計算システムを連携することにより、労働時間や残業時間などの給与計算に必要な情報をシステムから出力して簡単にかつ迅速に給与を計算することができるようになります。

その結果、労働時間や残業時間に関する給与の計算ミスなどを防ぐことに繋がります。

勤怠管理システムと給与計算連携の利点7つ

勤怠管理システムと給与計算システムを連携すると、管理者と従業員の双方にさまざまな利点があります。そのさまざまな利点とは何なのでしょうか。

ここでは、勤怠管理システムと給与計算システムを連携することによるメリットを7つご紹介します。勤怠管理システムと給与計算システムを連携する際の参考にしてみるといいでしょう。

1:タイムカード集計の手間がない

勤怠システムを導入することにより、出勤時間や退勤時間は全てシステムの中で管理されるので、タイムカードの集計をする手間が不要となります。

タイムカードで管理するのとは異なり、データ入力の作業や入力ミスの確認・修正などの手間がなくなるため、業務を効率化できます。

また、タイムカードのペーパーレス化や集計による手間が不要となるので、コストの削減にもつながります。

2:それぞれの基本給での給与計算が自動でできる

勤怠管理システムは、従業員それぞれの基本給を入力することができるので、従業員ごとの給与計算を自動で行うことができます。

アルバイトやパートなどの時給で働く人が多い職場は、従業員ごとの時給が違う場合が多いでしょう。勤怠管理システムを導入することにより、従業員ごとの時給を入力して給与管理することができるので、管理も楽です。

また、基本給だけでなく役職手当、職能手当も従業員によって設定することができます。

3:タイムカードの不正打刻対策ができる

タイムカードは、出勤していなくても他の誰かが打刻するなど不正打刻が可能です。

しかし勤怠管理システムには、スマートフォンやタブレット端末からアプリを利用して打刻するものや、指紋で打刻するものなど、本人がその時間その場所にいないと打刻できないシステムが導入されているものもあります。

勤怠管理システムを導入すると、本人が自分で打刻をしないといけなくなるため、不正打刻対策をすることが可能です。

4:残業なども自動で集計できる

勤怠管理システムを使うと、従業員の出退勤時刻や残業時間、有給取得日数などの情報を自動で集計することができます。

どの従業員がどれくらいの残業をしているのかリアルタイムで見ることができるので、国で定められている残業時間よりも多い従業員や部署に対して、迅速に対策を考えることができます。対策を取ることで、事前に残業時間のオーバーを防ぐことも可能です。

5:手計算での間違いが解消する

タイムカードの場合、従業員1人ずつの勤務時間や給与を手計算していました。手計算では、どうしても計算ミスが発生してしまうこともあります。計算ミスをしてしまうと、1からやり直しになり、作業効率も悪くなります。

勤怠管理システムを導入することで、労働時間や残業時間を自動で計算してくれるので、残業時間や給与などの手計算の間違いを防ぐことができ、より正確に勤怠管理をすることが可能です。

6:現在使用している給与計算システムと連携できる

勤怠管理システムは、現在使用している給与計算システムと連携することができます。ですから、勤怠管理システムに対応している新たな給与計算システムを用意したりする必要性がありません。

また、使用している給与計算システムを利用できるので、改めて従業員の給与情報を入れ直したりする必要もありません。

7:クラウド上でデータの連携ができる

勤怠管理システムは、クラウド上でデータの連携ができます。スマホやタブレットのアプリを使うことで、どこにいても勤怠管理システムにログインでき、申請や管理などを行うことができます。

クラウド上でデータの連携ができるので、スマホやタブレットを使って出勤や退勤の打刻が可能です。また、残業申請などの確認もいつでもできるので、社外にいてもその場で承認・非承認をすることもできます。

あなたの会社に仕事の生産性をあげる「働き方改革」を起こしませんか?

名刺が多すぎて管理できない…社員が個人で管理していて有効活用ができていない…そんな悩みは「連絡とれるくん」で解決しましょう!まずはこちらからお気軽に資料請求してみてください。

給与計算ソフトと連携できるおすすめの勤怠管理システム4つ

現在、給与計算ソフトと連携できる勤怠管理システムはたくさん出ています。

ここからは、給与計算ソフトと連携できるおすすめの勤怠管理システムを4つご紹介します。ぜひ勤怠管理システムの選ぶ際の参考にしてください。

1:ジョブカン勤怠管理

ジョブカン勤怠管理は、株式会社Donutsが提供する勤怠管理システムです。5名から1万名までの従業員数に対応可能で、チャットワークやランサーズなどの有名企業が使用しています。

ジョブカン勤怠管理には、さまざまな機能が搭載されています。打刻機能には、ICカードはもちろんLINEやモバイルGPSなどを利用できます。シフト管理も豊富で、LINEでシフト確認ができたり、シフト募集をすることも可能です。

2:jinjer 勤怠管理システム

jinjer勤怠管理システムは、株式会社ネオキャリアが提供するSaaS型勤怠管理システムです。業界最安値の料金プランと操作のわかりやすさで、高い支持を得ています。

このシステムだけで打刻管理、勤怠管理、シフト管理などができます。その他にも、業界初のAIによるエンゲージメントアラート機能があります。モチベーションが低下している従業員を見つけて、職場の離職率を下げることにつなげることが可能です。

3:Money Forward クラウド勤怠

Money Forward クラウド勤怠は、株式会社マネーフォワードが提供する勤怠管理システムです。勤怠チェックだけでなく、シフトや有休休暇、異動履歴の管理も行うことができます。また、承認申請などのワークフローも用意されています。

サポート体制も充実しており、困った時にはメールやチャット、電話などで対応してもらえます。さらに、インストラクターによる支援や講座サービスもあります。

4:タッチオンタイム

タッチオンタイムは、株式会社デジジャパンが提供する勤怠管理システムで、1万名までの従業員数に対応が可能です。パソコンを設置することなく、タッチオンタイム独自の端末1台で、「指紋」「ICカード」「IDとパスワード」の3種類の方法で打刻ができます。

そのため、部署や店舗ごとに出勤や退勤の打刻用のパソコンを購入する必要がありません。

勤怠管理システムで給与計算の手間を減らそう

ここまでご紹介してきたとおり、勤怠管理システムと給与計算システムを連携することにより、データ入力の作業時間や入力ミスが無くなり、手間を減らすことができます。

またリアルタイムに出勤退勤時間を把握できるので、従業員の過度な残業を防ぐことが可能です。

勤怠管理システムと給与計算システムを連携することで、業務の効率化を図ると同時に、正確な給与計算につなげていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました