便利なSkypeだけど他のツールも気になる
昔は、「連絡ツールといえばSkype」というくらい定番でしたが、スマホの普及と同時にさまざまな代替ツールが登場しました。Skypeは、無料でもいろいろな機能が使え、高画質なビデオ通話やグループ通話は当初、画期的でした。
まずは、Skypeがどんなツールなのか見ていきましょう。
Skypeの便利機能
Skypeにはどのような機能があるのでしょうか。また、ほかの代替ツールとの違いがあるのでしょうか。
ここでは、Skypeの便利な機能を5つご紹介します。さまざまな連絡ツールが増えつつある現代でSkypeのよさは何なのか、また、他のツールとの違いを比べてみて利用してみましょう。
便利機能1:Skype間の音声・ビデオの無料通話
Skypeのメイン機能が「無料の音声・ビデオ通話」です。無料で、高音質かつ高画質の通話をすることができます。
さらにSkypeクレジットという有料システムを使うと、世界中どこへ居ても格安で固定電話や携帯電話へ通話をかけることができます。
海外へ通話をかけることが多い場合、電話料金がかなり節約できます。これが、代替ツールとの大きな違いです。多くの代替ツールはそのアプリ間でしか通話ができません。
便利機能2:グループ間通話
Skypeといえば、グループ通話です。通称「会議」と呼ばれていました。
無料で最大で24人まで同時接続で通話が可能です。これなら、遠方にいる人と簡単に会議や打ち合わせをすることができます。
また、有料プランに入ることで最大250人まで同時接続が可能になります。ここまで大人数でグループ通話ができるのはSkypeだけで、代替ツールでは敵いません。
便利機能3:チャット機能
Skypeのチャット機能は、時代に合わせて常に進化しているのでとても便利です。
たとえば、@をつけてメンションをする機能が追加されたり、画像メッセージにいいねボタンがついたりと、ますます時代に合わせた新機能が追加されていきます。これが、Skypeの大きな特徴です。
便利機能4:ファイル共有
ビジネスでよく使われるファイル共有。もちろんSkypeにも機能がついています。しかし、300MBまでなのが、少々不便です。
また、30日間たつとデータが消えてしまうので、こまめにダウンロードやバックアップをとっておく必要があります。
一方でファイル以外に通話のレコーディング、ボイスメールも一緒に共有できるのがとても便利な機能だと評判です。
便利機能5:画面共有機能
Skypeには画面共有機能が組み込まれています。通話でプレゼンテーションを行ったり、PC上でのトラブル解決、仕事を教える、インターネット上でセミナーなどさまざまなシーンで大活躍する機能です。
これは、多くの代替ツールでも組み込まれています。
Skypeの代替ツール候補6選
では、Skypeから他の代替ツールに変える場合は何がいいのでしょうか。今回は、代替ツールを6つ厳選いたしました。
代替ツールのそれぞれの特徴と、どういう人にSkypeより代替ツールの導入が向いているのかを説明していきます。
代替ツール1:appear.in
この代替ツールは、アプリのインストールやアカウント登録が不要で、ブラウザ上で使えるのが特徴です。
URLを共有するだけでいいのは手間が省けて便利です。しかし、使えるブラウザはChrome、FireFox、Operaだけに限られ、IEとsafariでは使えません。
また、海外サービスのため全て英語表記であるのがデメリットです。英語が分からなくても解説しているサイトがあるためそちらを利用しましょう。
代替ツール2:Zoom
ZoomはWeb会議を実現するクラウドサービスで、Windows、MacOS、Android、iOSに対応しており、とにかくビジネスに特化した代替ツールです。
オンライン上で研修を行うこともでき、最大200人でネット上でグループワークが可能です。さらにセミナー向けの有料プランが用意されていて、誰でも手軽にオンラインセミナーを開講することができます。
セミナーや、大人数でのビジネスシーンに向いています。
代替ツール3:Google ハングアウト
Googleが提供している代替ツールです。Googleアカウントがあれば利用できるのがとても便利で、Skypeのようにわざわざアカウントを登録しなくても、既にアカウントを持っている人が多いので導入しやすいです。
Googleが提供しているので、GoogleMAPで位置情報の共有がしやすいのが特徴です。しかし、まだ利用者が少ないのがデメリットです。
代替ツール4:Slack
アメリカ発のコミュニケーションツールで、ビジネスでよく使われている代替ツールです。
無料なのに、機能がたくさんついているのが特徴です。SNSとの連携がとれるので、SNSやメールの通知をSlack上でまとめられるので、他の代替ツールにない機能があります。
また、真面目すぎなツールで遊び心があるのも特徴です。テーマを自分の好きなカラーにカスタマイズしたり、絵文字がとても豊富で自分で絵文字を作れたりします。
代替ツール5:Facebook Messenger
世界で1番使われているSNS、Facebookを利用した代替ツールです。
最大50人と無料通話ができ、最大6人と無料ビデオ通話ができます。機能がとてもシンプルで、Facebookを利用している同士でのやり取りならとてもぴったりな代替ツールです。
しかし、日本では匿名性の低さからFacebookの利用が少なく、アカウントを持っていない人からは導入が難しいというデメリットがあります。
代替ツール6:LINE
LINEは日本ではやっていない人はほとんど居ないと言えるくらい普及しています。
また、送れるファイル容量も無制限になりさらに便利になりました。その圧倒的な普及率から、Skypeからの乗り換えはしやすいです。
しかし機能は最低限で、送信できる拡張子は一部だけで、動画は5分までです。画像を送信する場合、画質が劣化してしまうデメリットもあります。動画や画像を共有したい場合は、Skypeの方がいいでしょう。
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Skype代替ツールの選ぶ際の注意ポイント
ここまででそれぞれの代替ツールの特徴を紹介してきました。しかし代替ツールを選ぶ際、一体何に気をつければいいのでしょうか。
ここからは代替ツールを選ぶポイントを3つご紹介します。
1:セキュリティ
連絡ツールを使う際、仕事の重要なやり取りをすることも多い中、情報が漏えいしてしまっては困ってしまいます。さらに、ログを監査できたりできないツールがあったり、ウイルスに感染しないのかなどセキュリティ面をしっかりと確認しましょう。
Skypeならエンドツーエンド暗号化という業界では、よく使われている機密性の高い暗号システムを利用し会話を非公開にできます。このようにセキュリティ面は考慮したいポイントです。
2:料金
やはり、無料で使えるにこしたことはありません。無料でどれだけたくさんの機能が使えるかを重視しましょう。
中には、グレードアップすることでさらに便利で幅広い機能が使えるものもあります。予算と欲しい機能をしっかりを見極めていきましょう。
3:マルチデバイスの対応状況
いまどきパソコンだけではなく、スマホやタブレットでも仕事をしたり連絡を取ったりします。一部の人が使えないと困るため、Windows、mac、android、iosこの4つのOSで対応しているかどうかしっかり確認しましょう。
また、デバイスが1台まで、2台までと使えるデバイス数が決まっている代替ツールもあります。パソコンとスマホ、どちらでも使えるように2台使えるものを選ぶのがおすすめです。
Skypeからの乗り換えは難しくない
使い道によっては、Skypeよりも最適な代替ツールがたくさん登場しました。
シンプルで簡単なものがいいのか、たくさん機能があるものがいいのか、既にアカウントを持っているサービスを利用をし導入しやすさを優先するのか、自分に合った代替サービスを利用するといいでしょう。