iCloud Driveとは
iCloud DriveはAppleが提供しているクラウドストレージサービスです。iCloud Driveにはあなたの大切な書類、PDF、画像、スプレットシートなど、あらゆるファイルを保存でき、有料版と無料版があります。
それらすべてにあなたのスマホや、タブレット、PC、ノートPCからいつでもアクセスできます。Appleが提供しているサービスですが、iOSはもちろんのことWindow、Androidでも利用可能です。
オンラインストレージについて
オンラインストレージとは、インターネットを介してファイルを保存しておけるストレージ、つまりオンライン上にある、あなた専用の倉庫のようなものです。
iCloudをはじめdropbox、one drive、Evernoteなどさまざまなサービスが提供されており、それぞれ個人が無料で使えるもの、有償で個人が使えるもの、有償で法人が使えるものがあります。有償の場合、ストレージの容量によって使用料が変わります。
iCloud Driveがおすすめな人とは?
iCloud DriveはAppleが提供するクラウドサービスなので、基本、iPhoneやMacBook、iMac、iPadなどApple製品を使っている方におすすめのサービスです。
もちろん、iPhone、iPadを利用しているWindowsユーザーも利用できます。1つのAppleIDで、すべてのApple製品から画像、メール、カレンダー、ファイイルを同期、バックアップさせることが可能です。
iCloud Driveは無料で使える?
iCloud DriveはAppleIDでサインインすると、無料で5GBまでのストレージを利用することができます。
画像や大きなファイルをアップロードすると、5GBはすぐ一杯になってしまいます。無料範囲で使いたい方は、アップロードするデータは必要最小限に抑えることをおすすめします。
無料で使える容量は?iCloud Driveの特徴8つ
ここからはiCloud Driveに関する8つの特徴をご説明します。特徴を知ればより一層、iCloud Driveを効率良く使うことができます。
iPhone、iPad、Macユーザー必見のお得情報です。
1:iCloud Driveの無料容量
前述したようにiCloud Driveの無料ストレージは5GBです。画像データや音声ファイルのような容量の大きいデータをたくさん保存すると5GBはすぐ一杯になってしまいます。
ストレージが足りなくなると自動バックアップもできなくなるので注意しましょう。
2:iCloud Driveの有料プラン
iCloud Driveは5GB以上使用する場合、有料プランとなります。ストレージは50GBプランが130円/月、200GBプランが400円/月、2TBプランが1,300円/月となります。
他社のクラウドサービスと比べて、プランが細かく設定されているので必要な分だけ買い足すという使い方ができます。
3:iCloud Drive はWindowsでも使える
iPhone、iPadを使っているWindowsユーザーもiCloud Driveを使うことができます。Windowsパソコンに「Windows用iCloud」をダウンロードし、使っているAppleデバイスでiCloudの設定をします。
これにより、画像、ビデオ、メール、ファイルなどの重要なデータをWindowsパソコンでの確認、さらにAppleデバイスのバックアップも可能です。
4:Appleのデバイスなら簡単に利用できる
iPhoneやiPadなどAppleのデバイスを購入すると、AppleIDが振り分けられます。複数のデバイスを使っていても、それらは全て1つのAppleIDで管理することができます。
AppleIDを持っていれば、事前に登録手続きすることなく、デバイスを買ったその日からiCloud Driveを使うことができます。
5:iPhone、iPadを自動でバックアップ
iCloud Drive最大の特徴は、iOS(Phone/iPad)の無料自動バックアップです。バックアップはWi-Fi環境で電源と接続されている場合、自動で行われます。iCloud Driveでなにをバックアップするか設定しておけば、ストレージの無駄遣いも防げます。
たとえば、容量を多く使う写真は別のクラウドで保存し、メールや連絡先、カレンダー、LINEなどiCloud Driveで保存できます。
6:Office系アプリが無料で使える
iCloud DriveではAppleが提供するOffice系アプリ「iWork」が無料で使えます。「Word」に相当する「Pages」、「Excel」に相当する「Numbers」、「PowerPoint」に相当する「Keynote」です。
Officeを使っている方なら、トリセツがなくとも「iWork」を使うことができます(使い方がほぼ同じ)。オンライン上のアプリなのでダウンロードは不要です。
7:LINEのトーク履歴を簡単にバックアップ
スマホユーザーの多くが使っているSNSアプリ「LINE」は、日本で幅広い年齢層に使われている人気のアプリです。しかしスマホの機種変変でトーク履歴の移行に失敗した、という方も少なくありません。
しかしiPhone版LINEなら、無料でiCloud Driveにトーク履歴のバックアップができます。この機能によってスマホの機種変の際、LINEの復元が簡単にできるようになりました。
8:ファイル共有機能が使いやすい
iCloud Driveは操作が簡単です。ブラウザ上でファイルをドラッグ&ドロップするだけでiCloud Driveにアップすることができます。
簡単な操作、これはAppleのデバイスすべてに共通した特徴と言えるでしょう。
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オンラインストレージ5つの無料容量比較
ここではiCloud Drive以外の、ウェブ上クラウドサービスの概要をご説明します。無料で使えるストレージなど、サービスによって内容がまちまちです。
お使いのPC、スマホ環境に適したサービスをお選びください。
1:Dropboxの無料容量
Dropboxは無料でアカウントを作ることができ、1つのアカウントにつき2GBのストレージを使用することができます。無料ストレージ(Basic)では足りなくなった場合、「Plus」が1TBで1,000円/月、「Professional」が2TBで2,000円/月となります。
料金プランはストレージだけではなく、「スマートシンク」「全文検索」などのアクセスと、フォルダ共用リンクの有無の差があります。
2:Google Driveの無料容量
Googleのオンラインストレージサービス「Goolge Drive」で無料ストレージを提供しているのは個人向けのみです。
料金プランは無料で15GB、100GBで250円/月、200GBで380円/月、2TBで1,300円/月、10TBで13,000円/月、20TBで26,000円/月、30TBで39,000円/月となっています。
無料プランで15GBは充分なストレージを提供していると言えるでしょう。
3:OneDriveの無料容量
Microsoftのオンラインストレージサービス「OneDrive」は、Microsoftのアカウントがあれば5GBまで無料で利用できます。
Office Premium搭載のPCを購入すると、1年間無料で1TBまでのストレージが利用できます。有料プランは、50GBで249円/月です。
OneDriveの場合、WordやExcelなどOfficeを利用する上でストレージサービスを利用すると便利です。
4:Boxの無料容量
Boxは世界最大シェアを誇る「法人向け」オンラインストレージサービスです。「ビジネス」「ビジネスプラス」「エンタープライズ」の3つのプラン(有償)があり、どのプランもオンラインストレージの容量は無制限です。
個人向けプランも設けており、無料プランでは250MBのファイルがアップロード可能で10GBのストレージが利用できます。個人向けPersonal Proプランは100GBで1,200円/月です。
5:Evernoteの無料容量
Evernoteはクラウド上に自分専用のノートを作成し、文字だけでなく画像や動画、音声ファイル、位置情報などを記録でき、さまざまなデバイスでアクセスすることができる便利なツールです。
Evernoteには「ベーシック」「プレミアム」「法人向け」の3つのプランがあり、ベーシックが個人用無料サービスです。
ベーシックは同期できるデバイスは2台まで、月に60MBまでアップデートすることができます。
iCloud Driveの無料で使える容量を知ろう!
iCloud Driveをはじめ、さまざまなオンラインストレージサービスは無料プランを提供しています。それぞれサービスに特徴があり、ユーザーのニーズによってサービスを使い分けると良いでしょう。
たとえば、iPhoneの連絡先やカレンダー、LINEなどのバックアップはiCloud Driveで、写真はGoogle Driveでバックアップするのもおすすめです。ストレージサービスを上手に使いましょう。