CRMとは
CRMとは、マネジメント手法のことを言い、導入することで会社と顧客の関係を管理することができるようになります。
CRMは英語で「Costomer Relationship Management」を省略したもので、日本語に略すと顧客関係管理となります。
CRMを導入することで企業は顧客がビジネスにおいて最重要なものを位置づけ、事業戦略や計画を作っていきます。
クラウドCRM導入のメリット6つ
クラウドCRMを導入することにはさまざまなメリットがあります。
その中でも本記事では、費用を抑えることができる、外部データセンターを利用することができる、マルチデバイス対応、アプローチがスムーズに進む、顧客の動向を管理しやすくなり計画を立てやすい、顧客の満足度がアップするの6つについて説明していきます。
これらのメリットを参考にして、クラウドCRMを有効に活用していきましょう。
クラウドCRM導入のメリット1:費用を抑えれる
クラウドCRMを導入することの1つ目のメリットは、費用を抑えることができるということです。
CRMを導入する際に、パッケージ型を選択した場合は初期費用が掛かります。しかし、クラウド型を選択した場合は初期費用を無料でできるものが多くなっているため、低いコストで始めることが可能となります。
サービスの内容やコースによっても料金は異なりますが、5~10万円が相場の価格となっています。
クラウドCRM導入のメリット2:外部データセンターを利用
クラウドCRMを導入することの2つ目のメリットは、外部データセンターを利用することができるということです。
外部データセンターを利用することで、メンテナンスをする必要がなくなるため、バックアップを頻繁に行う必要がなく、手間を省くことが可能です。
また、不具合が生じた場合の修正などは提供企業が行ってくれるため、CRMを利用する会社側はアップデートをするだけでよいというシステムになっています。
クラウドCRM導入のメリット3:マルチデバイス対応
クラウドCRMを導入することの3つ目のメリットは、マルチデバイスに対応しているということです。
利用する際に場所やシーンを選ぶことなく、どこでも、どんな時でも利用することができます。パソコンで利用するだけでなく、外出先でスマホやタブレットを使って利用することができます。
また、このようにさまざまな端末で利用する際にも設定は簡単なものとなっています。
クラウドCRM導入のメリット4:アプローチがスムーズにできる
クラウドCRMを導入することの4つ目のメリットは、アプローチがスムーズにできるということです。
クラウドCRMを活用することによって、顧客の名刺情報を一括して管理することができるようになります。そのため、いちいち名刺を探す時間などを省略することができ、業務をスムーズに進め、効率よくすることが可能です。
また、顧客をグループ分けすることで、用途に応じてピンポイントでマーケティングをすることもできます。
クラウドCRM導入のメリット5:顧客の動向を管理しやすくなる
クラウドCRMを導入することの5つ目のメリットは、顧客の動向を管理しやすくなるということです。
顧客の情報を一括して管理しているため、集客からアフターサポートまで一連の流れで作業を進めることが可能になります。
また、このように情報がまとまって管理されているため、会社側はPDCAサイクルを回しやすいというメリットもあります。このようにすることで、さらに業務の効率化を図ることができます。
クラウドCRM導入のメリット6:顧客の満足度が上がる
クラウドCRMを導入することの6つ目のメリットは、顧客の満足度が上がることです。
会社側がクラウドCRMを導入して、スムーズに業務を進めることで、顧客側も会社からスムーズにサポートを受けることができるようになります。
さらに、故障など万が一の場合があっても、適切なサポーターを受けることができるため、安心して利用することが可能となります。
このようなサポート体制によって顧客満足度を上げることができます。
クラウドCRM導入のデメリット3つ
これまで本記事では、クラウドCRMを導入することのメリットについて説明してきましたが、デメリットもいくつかあります。
その中で本記事では、コストがかさむ場合がある、カスタマイズの幅、既存システムと連携が取れない場合があるという3つのことについて詳しく説明していきます。
活用する際のデメリットも把握したうえで自社に導入することを検討してください。
クラウドCRM導入のデメリット1:コストがかさむ場合がある
クラウドCRMを導入することの1つ目のデメリットは、コストがかさむ場合があるということです。
クラウドCRMのほとんどは、従量課金制のサービスが多くなっており、アカウントの数ごとに課金をするというものになっています。そのため、アカウントを多く持っている会社では費用が高くなる場合があります。
利用期間によっては、他のサービスよりもコストがかかる場合があることを理解しておく必要があります。
クラウドCRM導入のデメリット2:カスタマイズの幅
クラウドCRMを導入することの2つ目のデメリットは、カスタマイズの幅が狭いということです。
クラウドCRMは多くの企業が使いやすいように設計されているため、自社特有のものというカスタマイズをすることが難しくなっています。
そのため、導入する際はコストや機能だけでなく、自社の業種や業態とあっているかどうかということも確認したうえで選択する必要があります。
クラウドCRM導入のデメリット3:既存システムと連携が取れない場合がある
クラウドCRMを導入することの3つ目のデメリットは、既存システムと連携を取れない場合があるということです。
既存システムを連携が取れない場合は、それぞれのデータについて準備をする必要があります。具体的には、データを連携させるためのプラットフォームの構築をするなどの準備をすることがあります。
おすすめのクラウドCRM7選
本記事ではこれからおすすめのクラウドCRMを7つご紹介していきます。
クラウドCRMには多くの種類があり、それぞれのサービスは機能や内容が異なるため、自社の業種や業態に応じたサービスを選択する必要があります。
これからご紹介するサービスの内容を比較したうえで、自社に合ったものを見つけて導入を検討してください。
おすすめのクラウドCRM1:Senses
1つ目のおすすめのクラウドCRMは、Sensesです。
Sensesは、本来はSFAサービスとして利用されるものですが、顧客の情報も管理することができるためCRMとして利用することも可能です。
さまざまなアプリケーションと連携してメールやカレンダーに反映させることができたり、チャットツールと連携することで、コミュニケーションの管理もすることができます。入力するという負担を軽減しています。
おすすめのクラウドCRM2:ネクスト SFA
2つ目のおすすめのクラウドCRMは、ネクストSFAです。
ネクストSFAは、営業の際に使いやすいということにこだわりを持つサービスとなっています。
扱いやすい操作となっているドラック&ドロップで案件を管理しているため、他の部署との情報共有をスムーズに進めることが可能となっています。
さらに、カスタマイズ機能が充実しているため、自社に合った形で運用することができます。
おすすめのクラウドCRM3:Sales Force Assistant
3つ目のおすすめのクラウドCRMは、Sales Force Assistantです。
Sales Force Assistantは、AIによって営業の際の業務をアシストしてもらう機能があり、業務の漏れを防いだり、スケジュール管理などを行うことができます。
また、AIはアバターになっていて、案件を獲得すると着せ替えをすることができるなど、ゲームの要素を取り入れたサービスとなっています。
おすすめのクラウドCRM4:ちきゅう
4つ目のおすすめのクラウドCRMは、ちきゅうです。
ちきゅうは、中小企業に向けて作られたサービスで、低価格で利用することができます。
画面や操作はとてもシンプルなものになっていて、初めて利用するという方でも使いやすいようになっています。シンプルで無駄なものをすべて省いたものであるため、システムを最大限に活用することができるようになっています。
おすすめのクラウドCRM5:FlexCRM
5つ目のおすすめのクラウドCRMは、FlexCRMです。
FlexCRMは、豊富なメニューの中から自社に必要な機能を選んで利用するものとなっています。
自社に必要な機能だけでカスタマイズをすることができるだけでなく、業種ごとにすでにカスタマイズされたテンプレートもあるため、そこから選択することも可能です。
また、業種は飲食店や営業など幅広いものになっています。
おすすめのクラウドCRM6:Zoho CRM
6つ目のおすすめのクラウドCRMは、Zoho CRMです。
Zoho CRMは、全世界で5万社から利用されているサービスで、対話型のAIアシスタント機能が搭載されているものとなっています。
対話型のAIアシスタント機能によって営業活動をする際に無駄な時間を省くことが可能となるので、営業活動に専念することができるようになります。
このような機能を使って業務の効率化を図ることができます。
おすすめのクラウドCRM7:JUST.SFA
7つ目のおすすめのクラウドCRMは、JUST.SFAです。
JUST.SFAは、「営業組織を強くする」というテーマを掲げており、継続的に成長することを目指す企業を支えるサービスとなっています。
さまざまなデータは自動的に集計されるようになっており、現状と目標の差を可視化することで、次に何をすべきかということを考えることが可能になっています。
クラウドCRMを導入する際のメリットデメリットを知ろう
本記事では、クラウドCRMを導入することのメリットやデメリットについて詳しく説明してきました。さらに、おすすめのクラウドCRMを7つご紹介しました。
数多くあるサービスは、それぞれ機能が異なるため、自社にはどのようなサービスが合っているのかということをしっかり検討したうえで導入することが大切です。
そして、導入する際は、メリットやデメリットをしっかり把握しておきましょう。