レスポンシブサイトはSEOが有利だと言われている理由|デメリット5つ

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レスポンシブサイトのSEO効果とは

ホワイトハットSEOをご存知でしょうか。ホワイトハットSEOは検索エンジンの推奨するWebサイトの最適化で、ユーザーにとって価値の高い有益な情報が得られるWebサイトになるように努力しているSEO対策です。

レスポンジブサイトにバージョンアップするのもホワイトハットSEOといえ、やはりユーザーにとって使いやすくなることから検索エンジンからの評価も上がり、検索結果が上位に表示されるようになります。

レスポンシブサイト

レスポンシブサイトはWebデザインのレイアウトを閲覧するデバイスに自動的に最適化するサイトのことです。つまり、1ソース・マルチデバイスです。

従来ではパソコンにはパソコン用のHTML配信が必要でした。またスマホ用、タブレット用とそれぞれのHTML配信が必要でした。

しかしレスポンシブサイトにすると、単一のHTMLファイルでさまざまなデバイスのサイズにWebデザインを自動的に調整できるようになりました。

SEO

SEOは「Search Engine Optimization」で「検索エンジン最適化」の略称です。SEO対策をして、検索結果が上位に表示されると多くのユーザーに自分のサイトを訪問してもらえる可能性が高くなります。

そのため、認知度があがったり、商品を購入してもらえたり、広告収入を得ることができやすくなります。したがってSEO対策をして、検索結果が上位に表示されることで得られる恩恵は大きいです。

レスポンシブサイトはSEOが有利だと言われている理由

レスポンシブサイトがSEOに有利だと言われているのはなぜでしょうか。そもそもレスポンシブサイトにしたからといって検索順位が単純に上がるわけではありません。

レスポンシブサイトはユーザー、サイト運営者、SEOの3者それぞれにメリットがあります。まさにwin-win-winの関係です。さっそく詳しく見ていきましょう。

Googleが推奨する理由

レスポンシブサイトをGoogleが推奨する理由は、主に5つあります。レスポンシブサイトは共有やリンクが簡単で、インデックスプロパティの割り当てが不要、ミスを防ぐことができ、読み込み時間の短縮になり、リソースの節約ができます。

つまりレスポンシブサイトはユーザーの利便性が向上し、サイト運営者の運用コストの節約になり、SEOにとっても好都合になるのでGoogleの理念であるユーザーファーストになります。

共有やリンクが簡単

Webサイトをレスポインシブデザインにすると、ユーザーがコンテンツを誰かに紹介したいときに、1つのURLを共有するだけで、PCサイトでもモバイルでも閲覧できるようになります。

したがって同じようにリンクも、PCサイトからとモバイルサイトから両方から同じURLで受け付けられるので、被リンクの効率が上がります。

インデックスプロパティの割り当てが不要

プロパティは、Webサイトの情報の証明書のことです。またSEOにおけるインデックスは、検索エンジンのデータベースにクローラーが集めてきた情報を納めることです。

つまりレシポンシブデザインにすると1つのURLでサイト運営するため、クローラーがプロパティをインデックスする作業を一括にできるので効率よく検索エンジンに情報を受け渡すことができます。

そのため、インデックスプロパティの割り当てが不要になります。

ミスを防ぐ

レスポンシブデザインにすると1つのURLでWebサイトの更新作業が完了するので、更新漏れとデバイスによる内容の違いなどのミスを防げます。

更新漏れミスはPCサイトを更新したが、タブレット向けのサイトは更新していないというミスです。またデバイスによる内容の違いのミスは、PCサイトとタブレットサイトで異なる内容を書いてしまっているというミスです。

ミスをなくすことはユーザーエクスペアレンスの向上に繋がります。

読み込み時間の短縮

読み込み時間の短縮は、表示速度を上げます。レシポンシブデザインは1つのURLにするのでリダイレクトしなくて済み、読み込み時間が速くなります。

さらに読み込みの速度を上げたい場合は、画像のサイズを最適化しましょう。そしてCSSのソースコードを縮小化してミニファイすることが効果的です。またjavascriptのコード縮小の実行はデータサイズを大幅削減し、ダウンロードと解析と実行の速度が上がります。

”Amazonの調査では、ページの表示速度が0.1秒遅くなると、売り上げが1%低下することが明らかになった。Googleからは、ページの反応が0.5秒遅くなるとアクセス数が20%低下すると発表されている。さらに米Aberdeen Groupの2008年の調査では、スピードが1秒遅くなるとページビューが11%、コンバージョンが7%、顧客満足度が16%低下することが報告されている。”

https://webtan.impress.co.jp/e/2014/01/15/16689

リソースの節約

インデックスプロパティの割り当てが不要の項でも記述しましたが、レスポンシブサイトはGooglebotがWebサイトをクロールするときに必要なリソースを節約できます。

リソースの節約はクロール効率を上げることになり、現在よりもっとたくさんのインデックス登録が可能になります。より多くのインデックス登録はSEOが有利になるということです。

レスポンシブサイトのメリットはSEO効果の期待ができること

レシポンシブサイトのメリットはSEO効果が期待できるだけでなく、運営の負担が減り工数が削減できます。なぜなら1ソース・マルチデバイスのレシポンシブサイトは、リダイレクトのミスの心配がなく、サイト修正も1度で済むからです。

SEO効果が期待でき、作業の効率も上がるレシポンシブサイトはまさに一石二鳥です。

SEO効果の期待

SEOはユーザーにとって価値の高いWebサイトを検索上位に表示します。よってモバイルフレンドリーになるレスポンシブサイトはユーザーの利便性が高いのでSEOから高評価を受けます。

したがってレスポンシブサイトはGoogleランキングアルゴリズムの「モバイルフレンドリーアルゴリズム」と「モバイルファーストインデックス」対策になります。

サイト修正がしやすい

レスポンシブサイトは1つのURL、1つのHTMLで構成されるので、修正作業が1度で済みます。つまり、Webサイトのメンテナンス工数を大幅に減らせるということです。

1回の作業でさまざまなデバイスに対応できるので、マルチソースのようなデバイスの違いによるミスがなくなります。

Webサイトに統一性があることはユーザーの信頼につながり、SEO効果があります。

リダイレクトの手間が省ける

リダイレクトは失敗するとSEO評価が著しく低下してしまいます。しかし301リダイレクトの完全な移行が成功すれば問題ありません。

ところがPCサイトからモバイルサイトへ自動的にページが切り替わるようにリダイレクトを行った際にミスがあると、残念ながらこれまで獲得していた評価が無効になってしまいます。

そこでレンスポンシブサイトならリダイレクトの手間はいらないのでSEO評価が下がるミスが起こらず安心です。

レスポンシブサイトのデメリット5つ

レスポンシブサイトのデメリットは、新たなコストがかかることと、ユーザビリティの低下の可能性があることです。

読み込み速度が遅くなったり、レスポンシブサイトを表示できないデバイスが存在することは、ユーザビリティが低下します。ユーザビリティが低下すると、SEOの順位が下がりますので注意しましょう。

レスポンシブサイトのデメリット1:ガラケーや古いブラウザ非対応

レスポンシブサイトは、ガラケーという愛称のフューチャーフォンやIE8以下の古いブラウザには対応できません。

ユーザビリティの向上はSEO対策において重要ですので、非対応の端末のユーザーに対してどんな工夫ができるのか考えることでデメリットをカバーできます。またその対策が立てられるエンジニアの存在が重要になります。

レスポンシブサイトのデメリット2:読み込み速度が遅くなる

レスポンシブサイトでPC用画像をオリジナルサイズで取り込むことで読み込み速度が遅くなることがあります。表示速度が遅いことはユーザーの離脱率が高くなるのでデメリットです。

さらにGoogleはWebサイトの表示速度のアルゴリズムの更新(スピードアップデート)を過去に実行しています。表示速度の遅いサイトはSEO評価が低いです。

レスポンシブサイトのデメリット3:コストがかかる

レスポンシブサイトは既存のWebサイトの一部を書き換えるにしても、新規のレスポンシブサイトを立ち上げるにしても、制作費がかかります。

さらに保守費用がかかりますので、レスポンシブサイトを扱えるエンジニアを雇う必要があります。またはレスポンシブサイトへリニューアルする事業を行っている企業に外部委託するという方法もあります。

レスポンシブサイトのデメリット4:スマホからPCの画面が見れない

現在、大手の企業を中心にレスポンシブサイト移行の流れが強くあります。たとえば、マクドナルドのホームページはPCサイトとモバイルサイトの画面の差はほとんどありません。

また、スマホにはPCサイトとモバイルサイトを切り替えるボタンがあります。サイト切り替えボタンを押してみるとわかるのですが、スマホからPCの画面が見ることができないということはありません。

レスポンシブサイトのデメリット5:SEOの順位が下がる

レスポンシブサイトの読み込みスピードを重視するあまり、ページを削ってコンテンツ量を減らす対策をする方がいます。しかし、コンテンツ量を減らすとSEOの順位は下がってしまいますので、レスポンシブサイトの読み込みスピードを重視するなら画像の最適化をすべきでしょう。 

またレスポンシブサイト移行時に、301リダイレクト設定のミスでSEOの順位が下がることもあるので充分注意しましょう。

レスポンシブサイト移行でよくある失敗

レスポンシブサイトが完成して、いざ公開するときに注意しなければいけないことが3つあります。

レスポンシブサイト移行の際の3つのポイントをしっかりおさえておかないと、SEOの順位が下がります。レスポンシブサイト移行で失敗しないために、ぜひチェックしてみてください。

タグの取り忘れ

レスポンシブサイト移行前は、PCサイトURLとモバイルサイトURLが別に存在しています。レスポンシブサイトに移行後URLを一本化するときに、alternateタグを取る作業を忘れてはいけません。

本来タグは、PCとスマホが別URLの場合に設定するものです。そのためレスポンシブサイトは1URLとなるので、タグは残して置かず、削除しましょう!

https://web-tweets.com/seo/responsive-seo-failure/

更新漏れ

レスポンシブサイトに移行する際に、サイトマップの更新を忘れずに行いましょう。SEO対策を意識しているのなら、クローラーがインデックスしやすいサイトマップ作りを心掛けるべきです。

レスポンシブサイトに移行前のURLはきちんと削除しておきましょう。

無駄なURLがsitemap.xmlあるのは、よい状態ではありません。なぜなら、sitemap.xmlに記述するべきなのは、本来はインデックスしたいURLを記載するべきだからです。レスポンシブサイトへの移行はバタバタするものなので、落ち着いた段階でsitemap.xmlの更新を行いましょう!

https://web-tweets.com/seo/responsive-seo-failure/#sitema…

巡回設定の削除

SEO対策では、クローラーにしっかりインデックスしてもらえるようにWebサイト構築するのが基本です。したがってレスポンシブサイト完成前にクローラーがインデックスできないように設定している場合があるので、公開するときにはしっかりと設定を削除しましょう。

レスポンシブサイトを公開する前は、インデックスさせないようにクローラーが巡回できないように設定をしているケースがあります。その場合、レスポンシブサイト公開後にその設定を削除する必要があります。削除しないと公開してもクローラーが巡回できずに評価が落ちてしまうことがあります。

https://web-tweets.com/seo/responsive-seo-failure/#sitema…

SEOを効果的にするにはレスポンシブサイトをよく理解する必要がある

いかがでしたか。SEOを効果的にするには、レシポンシブサイトをよく理解する必要があります。レスポンシブサイトのデメリットや移行時の注意点をおさえて、SEOの順位が下がるリスクを最小限にしてください。

レスポンシブサイトに移行することは、ホワイトハットSEOなのでユーザーの利便性が上がる正攻法のSEO対策です。ぜひ自社でも取り組んでみてみてはいかがでしょうか。

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