AviUtlのグループ化とは
動画を撮って編集して公開したりするときに動画編集ソフトを利用しますが、AviUtlは動画を編集したり圧縮したりできるフリーソフトです。
AviUtlの公式サイトで公開されている拡張編集プラグインを利用すれば、どんなファイル形式も読み込むことができ、高度な動画編集も行えます。
AviUtlでは、複数のオプジェクトを1つのグループにすることができる、グループ化を行うことができます。
AviUtlのグループ化をするメリット2つ
AviUtlには動画編集するためのいろいろな機能が備わっており、高度な編集も可能です。AviUtlで動画を編集する場合、グループ化することにはどのようなメリットがあるのでしょう。
ここからは、AviUtlをグループ化するメリットを紹介します。
グループ化をするメリット1:複数のオブジェクトをまとめて選択できる
AviUtlをグループ化するメリットには、複数のオブジェクトをまとめて選択し一つのグループにすることができるということがあります。
複数のオブジェクトを選択することで、編集作業を効率化させることができますので、AviUtlを使用する場合にはグループ化を積極的に利用したいです。
グループ化をするメリット2:移動やコピーが楽になる
AviUtlをグループ化するメリットととして、移動やコピーが楽になるということがあります。
編集作業をしていく上で、ひとつひとつ移動したりコピーしたりするのは面倒なことです。グループ化したオブジェクトは、一緒に動き一括でコピーすることができるので、効率がよく編集作業を進めることができます。
グループ化したものの中から一つだけ選択してコピーすることもできます。
AviUtlのグループ化する手順4つ
AviUtlを利用する場合、グループ化を利用した方が編集作業を効率よくできることがわかりましたが、グループ化をやったことが無い人はどのように操作したらいいのかわかりません。AviUtlでグループ化をするにはどのような手順で作業をすればいいのでしょう。
ここでは、AviUtlのグループ化する4つの手順を紹介していきます。グループ化をするときの参考にしましょう。
AviUtlのグループ化する手順1:グループ化したいオブジェクトをクリックする
AviUtlでグループ化をするためには、まずグループ化したいオブジェクトを選んでクリックします。
この時グループ化したくないオブジェクトを選んでしまうと、それも一緒に移動やコピーをしてしまうことになりますので、確認しながら作業するようにするといいです。グループ化したくないオブジェクトを選択した場合には、グループ化を解除することができますので慌てずに作業するようにしましょう。
AviUtlのグループ化する手順2:ctrlキーを押しながらオブジェクトを全てクリック
AviUtlのグループ化をしたい場合には、次に「ctrl(コントロール)キー」を押したままでグループ化したいオブジェクトをすべてクリックします。
「ctrlキー」はWindows用キーボードの左下に配置されているキーで、このキーを押したまま別のキーを押すことでさまざまな操作を行うことができ、便利なキーです。
この「ctrlキー」を押したままで全てのオブジェクトをクリックするようにします。
AviUtlのグループ化する手順3:ctrlキーを押したまま右クリック
AviUtlのグループ化する手順の3番目は、「ctrlキー」を押したまま右クリックをします。
「ctrlキー」を押したままで右クリックをしないと、作業を進めることができなくなりますので、「ctrlキー」は押しっぱなしにしたままで作業をすることが重要です。
AviUtlのグループ化する手順4:グループ化を選択
AviUtlのグループ化する手順の4番目は、グループ化という項目を選択します。
3番目の手順で、「ctrlキー」を押したまま右クリックしたときに、開いた項目の中にグループ化という項目があります。グループ化を選択するとグループ化は完了し、選択したオブジェクトを一緒に移動させることができるようになります。
AviUtlのグループ化するポイント2つ
AviUtlでグループ化する手順を理解することができたでしょうが、AviUtlをグループ化するうえで知っておくと便利なポイントや注意したいポイントがあります。
ここでは、AviUtlのグループ化するうえで注意したいポイントや知っておくと便利なポイントを紹介します。
AviUtlのグループ化するポイント1:ctrlキーを使うのを忘れない
AviUtlのグループ化する手順の項目でも少し触れましたが、「ctrlキー」を押したままで使用することは重要ですから、「ctrlキー」を使うことは忘れないようにしましょう。
もし「ctrlキー」を使うことを忘れてしまったり、押しっぱなしにしていない場合には、選んだオブジェクトをうまく選択することができなかったり、選択が解除されてしまうので、注意したいです。
AviUtlのグループ化するポイント2:グループ化の解除方法
AviUtlをグループ化する手順を知るのと同時に、グループ化を解除する方法は知っておいた方がいいです。
グループ化を解除する方法を知っておくと、間違いがあった場合や再編をしたい場合に非常に便利です。
グループ化を解除する方法は、グループ化したオブジェクトを右クリックして、グループ化解除の項目を選択するだけですからとても簡単にできます。
AviUtのグループ化をする上での便利機能5つ
AviUtlのグループ化をし、編集作業を進めていく上で効率よく作業を進めて行くことができる便利な機能があります。
ここでは、AviUtlのグループ化をするうえで覚えておくと便利な機能を5つ紹介します。便利な機能を使うこなして、編集作業を効率化させましょう。
AviUtlのグループ化をする上での便利機能1:グループ化のコピーと貼り付け
AviUtlでグループ化したオブジェクトをコピーしたり貼り付けたりする機能は覚えておくと便利です。
コピーは、グループ化されたオブジェクトを右クリックしてコピーという項目を選択するか、オブジェクトを選択し「ctrlキー+C」で行うことができます。コピーしたオブジェクトを貼り付けるには、貼り付けたい位置で右クリックをして貼り付けの項目を選択するか、「ctrlキー+V」を押すことでできます。
AviUtlのグループ化をする上での便利機能2:切り取り
AviUtlのグループ化をする上で知っておきたい便利な機能として、切り取りという方法があります。ある一か所を、好きな位置で移動どうさせたい時に利用すると便利です。
切り取りたい場合には、切り取りたい範囲を選択し、右クリックで切り取りを選択します。グループ化されている項目でも、選択した範囲以外は切り取ることができず、選択した範囲だけが切り取られます。
AviUtlのグループ化をする上での便利機能3:長さの変更
AviUtlのグループ化をする上で知っておきたい便利な機能として、長さの変更があります。オブジェクトの長さを短くしたり、長くしたりすることができます。
グループ化されたものをまとめて変更するためには右クリックで長さ変更を選択し、オブジェクトをドラッグすることでも長さを変えることができます。ドラッグしてない部分は変更されません。
長さは「秒数指定」と「フレーム数指定」で変更することができます。
AviUtlのグループ化をする上での便利機能4:中間点を時間で均等配置
AviUtlのグループ化をする上で知っておきたい便利な機能として、中間点を時間で均等に配置するということがあります。
中間点はオブジェクトを前後で区切ることができるもので、区切られた前後で別の動きをさせることができます。
中間点を時間で均等に配置したい場合には、右クリックをして中間点を時間で均等配置をすることで、バラバラだった中間点を均等に配置することができます。
AviUtlのグループ化をする上での便利機能5:中間点の移動
AviUtlのグループ化をする上で知っておきたい便利な機能として、中間点の移動があります。
中間点は時間で均等に配置する以外に、自分で好きな位置に移動させることもできます。移動させる方法は、中間点部分をドラッグして移動させることできます。
AviUtのグループ化を有効活用しよう
AviUtlは誰でもフリーで使うことができ、高度な編集も可能なソフトです。初心者の人には難しく感じる作業もありますが、一度手順を覚えれば簡単に使うことができます。
AviUtlを使用する場合、グループ化を覚えておくと効率が良くなり便利です。
AviUtlのグループ化を有効に活用して、動画を編集しましょう。