面白いアイデアのある名刺は相手にいい印象を与える
初対面の人と仕事をする上で、まず最初に必要となるのが名刺です。名刺といえば白いカード型の紙に、黒い文字が印字されているものを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ところが、名刺というのは実はオリジナリティ溢れるおしゃれなデザインのものも増えています。名刺にこだわっていると初対面の相手も覚えやすく、良い印象を与えることができる便利なツールになります。
そこで今回は、名刺の魅力をお伝えします。
面白いアイデアを取り入れた名刺10個
自営業やフリーランスなどで自分の名刺を作ることができる方は、おしゃれな面白いデザインの名刺を作ってみましょう。初対面の相手に一発で覚えてもらえるような、同業他社とは一味ちがうアイデアを盛り込んだ名刺で自己アピールするのがおすすめです。
また、会社勤めで名刺のデザインを自由に変更できない場合は、ちょっと手を加えるだけでオリジナルの名刺が完成します。面白いアイデアを取り入れた名刺のデザインを紹介します。
名刺1:透明の素材に色を加えた名刺
名刺の台紙にありがちな、白い紙をやめるだけでもインパクトのあるデザインの名刺を作ることができます。そこで、手っ取り早く名刺の台紙を透明素材にするアイデアを取り入れてみましょう。
例えば、クリアファイルのような素材をイメージすると分かりやすいでしょう。透明素材の名刺には全体的に色を加えてみたり、縁取りの色とりどりのデザインを入れるアイデアがよく映えます。
名刺2:正方形の名刺
面白い名刺という印象を与えたいなら、名刺の形を正方形にするアイデアがおすすめです。
名刺と言えば長方形の名刺を思い浮かべる方が多いでしょう。そこを逆手にとったアイデアの名刺は、一度見たら忘れられないインパクトがあります。
ただし、正方形の名刺にする場合はサイズに注意が必要です。名刺交換をした相手の名刺入れに入れられるサイズで作っておくと、名刺の保管に困らないという実用性も兼ねることができます。
名刺3:曲線カーブのある名刺
ちょっとおしゃれな名刺のデザインのアイデアでおすすめなのが、曲線カーブを取り入れた名刺です。
名刺のどこか一角でも曲線カーブにしておくと、他の名刺と並べたときにすぐに目につくというメリットがあります。
これは、会社の名刺を自分の意志でデザイン変更できない方でも、簡単に取り入れることができます。名刺の余白の部分のどこか一角を、きれいに曲線を描くようにカーブを入れてカットするだけで完成します。
名刺4:スタンプが押された名刺
会社名やロゴマークをスタンプにして、名刺に押すアイデアも簡単に取り入れられるのでおすすめです。
名刺に1枚ずつスタンプを押すことで、丁寧な仕事をしている会社というアピールをすることもできます。
そして、スタンプのインクの色をカラフルに取り揃えてみたり、季節のスタンプを加えて、名刺交換をした時期を相手に思い出してもらえる工夫をするのも良いでしょう。
名刺5:ポップアップ式の名刺
ちょっと遊び心のある面白い名刺にしたいなら、ポップアップ式のアイデアを名刺として取り入れてみましょう。
ポップアップ式とは、開いたら飛び出てくる仕掛けのことです。それを名刺に取り入れて、名刺を開くとキャラクターやロゴマークなどが飛び出して出てくるデザインにしてみましょう。
そんなポップアップ式の名刺は、もらった相手がびっくりするインパクトのある名刺として印象に残るのでおすすめです。
名刺6:ロゴに奥行きのある名刺
ちょっと厚めの台紙を使って、名刺のロゴに奥行きを出すアイデアを取り入れてみるのもおすすめです。
これはレタープレスという印刷の技術を用いれば、ロゴに奥行きのあるデザインの名刺を作ることができます。
また、レタープレスは活版印刷とも呼ばれ、この印刷技術を名刺に取り入れると、その表面がロゴの形にでこぼこになるので、表面の手触りも珍しい感触で五感に残る名刺となれるでしょう。
名刺7:背景が透けて見える名刺
何度でも見返したくなるデザイン性の高い名刺を作るなら、背景が透けて見えるアイデアを取り入れてみましょう。
透明素材の名刺台紙に、さまざまな異なる色を載せて名刺を作ります。このときのポイントは、名刺1枚ごとに色のニュアンスを変えることです。そして、異なる色の名刺を重ねると、透明素材が光を通すため、背景が透けて見える面白い名刺が完成します。
名刺8:デザインに専門性が加えられた名刺
名刺をひと目みただけで、どんな会社なのかがわかる専門性を加えるアイデアも面白い名刺としておすすめです。
名刺は、自社の仕事内容を知ってもらうための大切なツールとして使います。そのため、より専門性をアピールしたデザインの名刺にすることで、後で振り返ったときにすぐに何の会社か理解してもらえるというメリットがあるのでおすすめです。
名刺9:あまり使われない素材を使った名刺
名刺の台紙は紙以外にも、普段あまり使われない素材を名刺として加工するアイデアもインパクトが欲しい方にはおすすめです。
例えば、木材や金属も特殊な加工をすることで名刺の台紙にすることができます。そして、固い素材のものを名刺として活用する場合は、ケガ予防のためにも角を丸くカットしておくと良いでしょう。
名刺10:さまざまな書体の文字を使った名刺
パッと見て面白い名刺にしたい場合に取り入れたいアイデアは、さまざまな書体の文字を使って名刺を作ることです。
名刺に載せる書体は1種類に限定する必要はありません。そこで、おしゃれなデザイン性の高い書体を使ったり、手書きデザインをそのまま印刷加工して名刺にするのもオリジナリティが溢れる名刺になるのでおすすめです。
好印象を与える名刺入れ3つ
こだわりのある面白い名刺は、それを入れる名刺入れにもこだわりを持ってみませんか。
名刺交換をする際に、相手の名刺入れに目が行くことも多いのではないでしょうか。そんな名刺入れは、シンプルなデザインのものが多く出回っていますが、アイデアが詰まった面白い名刺入れも存在しています。
そこで、名刺交換の相手に好印象を与える名刺入れを紹介しますので、参考にしてください。
名刺入れ1:受け取った日が印字できる名刺入れ
名刺交換を頻繁にする方や、名刺交換をしたあとにその名刺を整理するのが苦手な方には、受け取った日にちを印字できるカーボンインクがセットになっている名刺入れがおすすめです。
もちろん受け取った名刺だけではなく、渡す自分の名刺にあらかじめ印字しておくのも良いでしょう。名刺を受け取った相手が名刺整理をする際に役立ちます。
実用性のある名刺入れですが、ちょっと遊び心もあるので、プレゼント用としてもおすすめです。
名刺入れ2:握ると飛び出る名刺入れ
薄い名刺入れが好きな方におすすめなのが、握ると飛び出るデザインの名刺入れです。
名刺入れを握ると、名刺入れの下部が中に入っている名刺を押し上げます。それにより名刺が飛び出してくるように見えるため、初めて会う相手の心を掴むことができるでしょう。
そして変わった名刺入れを使っていると、最初の会話のきっかけにもなります。初対面の人と話すのが苦手な方は、面白い名刺入れを活用するのがおすすめです。
名刺入れ3:メモ帳がついている名刺入れ
メモを取りたくても何も書くものがないときに重宝するのが、メモ帳機能を付属させた名刺入れです。
名刺入れにメモ帳が付属していると、名刺の適度な硬さが下敷き代わりになるので、立ったままでもメモが取りやすいという実用性も兼ね備えています。
また、メモ帳があってもペンが無くてはメモがとれないので、ミニサイズのペンも一緒に挟んでおくと良いでしょう。
面白いアイデアのある名刺を使ってみましょう
今回は、社会人にとって必須アイテムの名刺について紹介しました。
名刺は会社の顔でもあるので、おしゃれなデザインの名刺や面白いアイデアの名刺を取り入れてみませんか。
名刺が変わるだけで、会社のイメージも変わります。また、面白いアイデアの名刺は、初対面の相手との会話のきっかけにもなるので活用するのがおすすめです。