顔と名前を覚えるためのアイデア11|覚えられない時の不都合

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  1. 顔と名前が覚えられない理由
    1. 脳の仕組みによるもの
    2. 病気の可能性
  2. 顔と名前を覚えるためのアイデア11
    1. 顔と名前を覚えるためのアイデア1:顔をよく見て特徴をつかむ
    2. 顔と名前を覚えるためのアイデア2:会った日付や会話の内容をメモする
    3. 顔と名前を覚えるためのアイデア3:名前と顔をイメージにして覚える
    4. 顔と名前を覚えるためのアイデア4:積極的に名前を呼んで印象に残るようにする
    5. 顔と名前を覚えるためのアイデア5:似ている有名人と関連付ける
    6. 顔と名前を覚えるためのアイデア6:持ち物の特徴を覚える
    7. 顔と名前を覚えるためのアイデア7:声の特徴やしぐさにも注目する
    8. 顔と名前を覚えるためのアイデア8:似顔絵と名前をメモする
    9. 顔と名前を覚えるためのアイデア9:名前から連想するものと関連付ける
    10. 顔と名前を覚えるためのアイデア10:名前についてのエピソードを聞いてみる
    11. 顔と名前を覚えるためのアイデア11:相手に興味を持つ
    12. あなたの会社に仕事の生産性をあげる「働き方改革」を起こしませんか?
  3. 顔と名前が覚えられないことで起こりうる不都合4つ
    1. 起こりうる不都合1:名前を間違えることで印象が悪くなる
    2. 起こりうる不都合2:会話や雑談に支障が出る
    3. 起こりうる不都合3:電話の取り次ぎ
    4. 起こりうる不都合4:書類などの配布
  4. 顔と名前をしっかり覚えよう

顔と名前が覚えられない理由

人の顔と名前を一致させることが、大変だったことはないでしょうか。知らない人から話しかけられて、実は以前に会ったことのある人で相手の方は自分の顔と名前を覚えていた、なんてことも時には起こります。

人の顔と名前を覚えるのが得意で一度会っただけでも覚えている人もいれば、数回顔を合わせた程度では名前まで出てこない、そんな人もいます。どうして顔と名前を一致して覚えていられないのか、それには理由があります。

脳の仕組みによるもの

記憶というものは、脳の海馬(かいば)が重要な記憶かそうでない記憶かを選別していると言われています。ここで問題なのが、人の顔や名前というのは直接命の危険があるなどの重要度の高い記憶にはならない、ということです。

重要度が低い記憶の場合には、こういった脳の仕組みにより必要な情報ではないと判断されてしまい、人の顔や名前を覚えることができないという事態に繋がります。顔と名前を覚えるには、何か工夫が必要です。

病気の可能性

顔と名前が覚えられない人の中にはごく稀にですが、病気によってどうしても覚えることができないという人がいます。「相貌失認」や「失顔症」と呼ばれているのがそれで、病気の影響により他人の顔を見ても覚えることができず、人を見分けるということができないと言われています。

もしも何をどうしても顔と名前が覚えられない、という方の場合には、病気の可能性もありますので一度診察を受けてみることをおすすめします。

顔と名前を覚えるためのアイデア11

顔と名前というのは脳にとっては重要度が低い記憶ですので、しっかりと覚えるためには何か工夫をしてひと手間かけて覚えた方がよいでしょう。

ここから紹介するのは、そういった顔と名前を覚えやすくするためのアイデアです。人の顔と名前を覚えやすくするためのアイデアは11個ほどありますので、自分にとっともっともやりやすいもの、覚えやすいものを見つけてみてください。

顔と名前を覚えるためのアイデア1:顔をよく見て特徴をつかむ

まず1つ目のアイデアですが、人の顔には特徴があるものなのでわりと目立つ特徴を記憶にとどめて、名前と一緒に関連づけて覚えておく、という方法です。

この方法での注意点は、覚える特徴を変えやすいものにしないこと、です。例えば髪型や眉毛、化粧などは日々変えることができ永続的な特徴とは言い難いものがあります。簡単には変わらない特徴を見つけて、それを顔の特徴として名前と一緒に記憶しておきましょう。

顔と名前を覚えるためのアイデア2:会った日付や会話の内容をメモする

人の顔や名前というのは脳の仕組みで忘れやすいものなのですが、会話の内容というのは意外と記憶に残っているものなのでそれを活用するという方法になります。

いただいた名刺などにお会いした日付とその時に話した内容を記しておき、顔と名前と関連づけて覚えるようにしましょう。会話の内容を思い出した時に、自然と相手の顔と名前が出てくれば成功です。なるべく印象深い会話、あなたが興味のもてる会話をするとよいでしょう。

顔と名前を覚えるためのアイデア3:名前と顔をイメージにして覚える

人の顔や名前は覚えにくいですが、その人のイメージというものはわりと記憶に残りやすいのでそれを利用して勝手に相手をイメージ化して覚える、という方法です。

例えば、土井さんという人だったら議員に同じ名前の人がいたなとか、松田という人なら女性アイドルのイメージと結びつける、といった覚え方です。勝手なイメージなので相手に伝わると失礼になることもありますので、自分の心の中だけにしておきましょう。

顔と名前を覚えるためのアイデア4:積極的に名前を呼んで印象に残るようにする

何度も繰り返すことで覚える方法がありますが、同じように積極的に名前を呼ぶことで相手の顔と名前を一致して記憶する、という覚え方になります。

この方法を使うときは、無理に名前を連呼するようなことはせず、相手と話をするときに「あなたは」といった二人称を使わずに、積極的に名前で相手を呼ぶように意識しましょう。「〇〇さん」と口にしたら自然と相手の顔が頭に浮かぶようになれば、だいたい覚えたといえるでしょう。

顔と名前を覚えるためのアイデア5:似ている有名人と関連付ける

TVなどで見かける有名人の顔や名前は、自然と記憶に残っているものなのでその記憶と相手の顔と名前を関連付けて覚える、という方法です。

必ずしも、相手がその有名人と似ている必要はありません。あなたがこの人の眉毛は有名人の〇〇さんに似ているな、と感じたらそのことを利用して「有名人の〇〇さんに似ている△△さん」という風に関連づけて覚えておく、という方法になります。

顔と名前を覚えるためのアイデア6:持ち物の特徴を覚える

相手がお気に入りのネックレスや腕時計、カバンなどを持っていたときに有効な方法で、相手がいつものように身に着けている持ち物の特徴と相手の顔と名前を関連づけて覚えることになります。

常に同じアクセサリーを身に着ける習慣がある人、同じブランドを好んで使い続けている人に対して有効な手段で、初対面の人の場合にはやめた方がいい方法です。愛用の品がある相手に限り、有効な顔と名前の覚え方になります。

顔と名前を覚えるためのアイデア7:声の特徴やしぐさにも注目する

顔や名前だけでなく、声が特徴的な人やクセで何度も同じしぐさをする人がいますが、そういった特徴的な声やしぐさと顔と名前を関連づけて覚えます。

声が特徴的な場合は「声がかわいい〇〇さん」とか、「いつも髪をかきあげてる〇〇さん」といったように、特徴的な声やクセになっているしぐさと一緒に顔・名前を覚えるように意識してください。顔と名前だけでは思い出せなくても、声を聞いたりしぐさを見れば思い出せます。

顔と名前を覚えるためのアイデア8:似顔絵と名前をメモする

絵が得意な人におすすめの方法ですが、似顔絵を描いて名前と一緒にメモしておく、もしくはいただいた名刺に似顔絵をちらっ描いておく、という方法です。

まず絵が得意でなおかつ早く描ける人、絵を描くことが苦でない人でないと大変ですが有効な手段です。似顔絵を描くときには自然と相手の特徴を押さえているものなので、名前と絵をパッと見ただけで相手のことを思い出すことができるようになるでしょう。

顔と名前を覚えるためのアイデア9:名前から連想するものと関連付ける

日本人は名前に漢字を使っているため、苗字や名前に意味がある人が多く、そういった意味から連想するものと名前と顔を結び付けて覚えるという方法もあります。

「椿」という苗字の人を覚えるとしたら、椿の花と共に顔と名前を覚えるようにする、「滝川」という名前の人なら滝を連想して一緒に覚える、という方法です。珍しい名前の人だと上手くいきますが、よくある名前だと上手くいきにくい覚え方でもあります。

顔と名前を覚えるためのアイデア10:名前についてのエピソードを聞いてみる

「名づけに何かエピソードはありますか」と相手に聞いて、そのエピソードと共に相手の顔と名前を覚える、という方法は覚えやすくておすすめです。

注意点として、エピソードを聞くとたいてい相手は自分の名づけの由来を教えてくれるものなのですが、中には特に意味はありませんとか聞いたことはありません、という方もいらっしゃいます。その場合は失礼にならないように、すぐに「良い名前ですね」と返せるようにしておきましょう。

顔と名前を覚えるためのアイデア11:相手に興味を持つ

最も相手の顔と名前を覚えておける一番の方法が、相手に興味を持つということです。人は、興味を持った対象については長く記憶にとどめておくものなので、興味のある人の顔と名前はそうそう忘れません。

自己紹介した時に軽く話をして相手がどんな趣味を持っているのか、自分と共通点がないのか、共通点があるならさらに話で盛り上がるなどしておくと相手に対する興味がわき、顔と名前を覚えておくことも苦ではないでしょう。

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顔と名前が覚えられないことで起こりうる不都合4つ

知り合ったはずの相手の顔と名前を覚えていないことで、色々と不都合なことがおこる可能性があります。以下では代表的な不都合を4つほど紹介いたしますが、相手に与える心理的な影響から実際の業務に影響を与える場合など色々とあります。

起こりうる不都合1:名前を間違えることで印象が悪くなる

覚えていないのに適当な名前で呼んでしまい、「〇〇ではありません」と相手を不愉快にさせてしまう、こういった不都合なことは残念ながらよくあります。

違う名前で呼んで不愉快にさせるなら、最初から名前を忘れてしまったと伝えて謝り、素直に名前を聞いた方がまだよいでしょう。名前を忘れられたのかと相手を不愉快にさせる可能性はありますが、名前を間違えて不愉快にさせてしまうよりは良いと考えて、繰り返さないことが重要です。

起こりうる不都合2:会話や雑談に支障が出る

相手の名前を覚えていないせいで話しかけられなかったり、会話が気まずくなって止まったりしたという経験をする人も少なくありません。

相手の名前が思い出せないときは、会話や雑談に名前をださないようにするしかありません。特に相手が自分の名前を覚えていた場合には、自分だけが相手を覚えていないというのは気まずいものでしょう。できるだけ相手の名前を忘れたことを悟られないように、会話や雑談をするしかありません。

起こりうる不都合3:電話の取り次ぎ

「〇〇さんに代わってください」と電話を受けたとき、その人がいない方に顔を向けて「〇〇さーん」とやってしまうと、結果その人のことを覚えていないことが周囲に分かってしまうということもあります。

慣れていないうちはまだよいですが、時間が経ってからそれをやると気まずくなったりします。日常ではよくありがちですが、相手にとっても面白いことではないので早めに顔と名前を一致させられるようになった方がよいでしょう。

起こりうる不都合4:書類などの配布

名前だけしか書かれていない書類などを配布するとなったら、相手の顔を覚えていないといちいち名前を聞いて確認しないといけないという不都合が生じてしまいます。

顔と名前を覚えていないせいで、同じ名前の別人に書類を配布してしまう可能性もあります。特に重要な書類でそれをやってしまうと大変なことになるので、書類などを配布する時には顔と名前を一致させておく必要があるでしょう。

顔と名前をしっかり覚えよう

社会人として働くようになると、出会う人の顔と名前を覚えておくのは1つのスキルとも言えます。顔と名前を覚えておくだけで相手の印象が良くなるということもありますので、覚えておいて損はありません。しかし、そうは言ってもなかなか顔と名前を一致して覚えるのは難しいでしょう。

今回ご紹介した顔と名前を覚えるためのアイデアは覚えやすくするためのコツですので、ぜひ繰り返し実践して相手の顔と名前を覚えていきましょう。

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