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2019年08月01日

PLCのプロセス別マーケティング戦略4選|PLCを構成するプロセス4つ

PLCはマーケティング用語の1つです。PLCとはどのような考え方なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、PLCのプロセスとマーケティング戦略について紹介します。PLCを活用してマーケティング戦略に生かしたい方は、ぜひ読んでみてください。

PLCのプロセス別マーケティング戦略4選|PLCを構成するプロセス4つ

マーケティング用語「PLC」とは

我々人間やその他の動物に寿命があるように、製品やサービスにも寿命があります。

マーケティング用語「PLC」とは、プロダクトライフサイクルの略で、製品やサービスが市場に出てから、衰退し市場から消えていくまでの過程を表した考え方のことです。

PLCには、大きく分けて4つのプロセスがあります。今回は、そのプロセスとプロセスごとのマーケティング戦略について紹介していきます。

PLCを構成するプロセス4つ

PLCには、導入期、成長期・成熟期、飽和期、衰退期の4つのプロセスがあります。導入期の前に開発期が入ったり、成長期と成熟期は分けて考えられたりする場合もありますが、今回はこの4つのプロセスとして紹介していきます。

適切なマーケティング戦略を立てるためには、PLCのプロセスごとの特徴をしっかりと把握しておかなければなりません。まずは、この4つのプロセスについて詳しく見ていきます。

PLCを構成するプロセス1:導入期

PLCの1つ目のプロセスとなる導入期は、新しい製品やサービスが市場に投入されたばかりで、顧客の認知度が低い段階にあります。

製品やサービスを売り込んでいく必要があるため、製品の仕様が変更されることも多々あります。マーケティングコストだけがかさみ、ほとんど利益につながらないこともあるでしょう。

PLCを構成するプロセス2:成長期・成熟期

PLCの2つ目のプロセスとなる成長期・成熟期は、製品やサービスが市場に認知され、勢いよく普及していく段階にあります。

需要が急激に増加するため、生産設備の増強や販路の拡大が必要となります。そして、需要の増加にともなって競合他社も増えてくるため、同じような製品が増えて価格が下落します。競合他社との違いを明確にするため、製品のブランド化が進みます。

PLCを構成するプロセス3:飽和期

PLCの3つ目のプロセスとなる飽和期は、製品やサービスの需要が頭打ちとなり、売上が伸び悩む段階にあります。

新規の顧客がほとんどいなくなり、買い替えや買い増しなどのリピーターがメインとなります。市場規模の拡大が見込めないなか、競合他社との市場シェアの奪い合いが激化します。

競合他社との差別化のため、モデルチェンジが頻繁に行われるようになります。また、広告効果が徐々に下がっていくことも特徴の1つです。

PLCを構成するプロセス4:衰退期

PLCの4つ目のプロセスとなる衰退期は、製品やサービスの需要が減少し、売上や利益も低下していく段階にあります。

技術革新によって別のニーズが生まれたりすることで、市場規模そのものが縮小していきます。それにともなって、競合他社が撤退するようになります。

PLCのプロセス別マーケティング戦略4選

PLCを構成する4つのプロセスの特徴にもとづき、ここからはそれぞれのプロセスごとに、どのようなマーケティング戦略を立てるべきかを紹介していきます。

企業が利益を上げ続けるためには、PLCのプロセスに応じた適切なマーケティング戦略を立てることが必要不可欠です。

PLCの考え方をしっかりと理解し、それを活かせるようにしましょう。

PLCのプロセス別マーケティング戦略1:導入期の戦略

導入期に立てるべきマーケティング戦略は、製品やサービスそのものの認知度を高めることが最優先となります。製品デモを行ったり、試供品を提供したりするなど、販促活動に力を入れることが重要です。

マーケティングのターゲット層は、イノベーターと呼ばれる、新たに現れた商品やサービスをいち早く受け入れる人々となります。

PLCのプロセス別マーケティング戦略2:成長期・成熟期の戦略

成長期・成熟期に立てるべきマーケティング戦略は、製品やサービスの認知度をさらに高めるため、アーリーアダプターと呼ばれる流行の先端を行く人々に訴求していくことがポイントとなります。

それだけでなく、アーリーマジョリティと呼ばれる、流行に追随しようとする人々もマーケティング戦略のターゲットとなります。製品やサービスをうまく流行に乗せられることかできるかどうかが、成功のカギとなるでしょう。

PLCのプロセス別マーケティング戦略3:飽和期の戦略

飽和期に立てるべきマーケティング戦略は、販路を拡大するより、製品やサービスの不要な部分をカットしてより洗練させていくことが必要になります。

先述したとおり、この段階になると広告効果が徐々に下がってきます。そのため、単純にプロモーションするだけでなく、競合他社との差別化を図るための工夫も考えていかなければなりません。

PLCのプロセス別マーケティング戦略4:衰退期の戦略

衰退期に立てるべきマーケティング戦略は、市場からの撤退を検討するか、あるいは維持しようとするなら製品やサービスが継続的な利益につながるようにシフトさせることが必要になります。

市場を維持しようとする場合には、製品やサービスになんらかのプラス要素を取り入れるか、あるいは製品やサービスそのものを細分化させることで、新しい市場を作り出すことも視野に入れなければなりません。

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マーケティング用語「PLC」のパターン3つ

これまで、PLCのプロセスごとに立てるべきマーケティング戦略について紹介してきましたが、PLCは、必ずしも全ての製品やサービスに同じように当てはまるわけではありません。

PLCは、好調に売れる期間によって3つのパターンに分類することができます。ここからは、PLCのそれぞれのパターンについて紹介していきます。

マーケティング用語「PLC」のパターン1:スタイル

PLCの1つ目のパターンは「スタイル」と呼ばれるもので、多少の流行はあるものの、基本的には流行にあまり左右されず長く続いていくようになります。

住宅や衣服、芸術などがこのパターンに当てはまります。

マーケティング用語「PLC」のパターン2:ファッション

PLCの2つ目のパターンは「ファッション」と呼ばれるもので、新奇性を求める顧客に受け入れられて短期的に売上が伸びるものの、差別化が実用性の面で制約を受けやすく、市場に同じような商品があふれることで陳腐化してしまうようになります。

この「ファッション」に当てはまる商品は、将来の売れ行きを予測することが困難だと言われています。

マーケティング用語「PLC」のパターン3:ファッド

PLCの3つ目のパターンは「ファッド」と呼ばれるもので、先述した「ファッション」の一種ですが、「ファッション」と違って急速に売上が伸びてからすぐにピークに達してしまい、その後急速に売上が落ちるようになります。

新奇性だけで、限られた一部の顧客にのみ購入されるものの、市場の大多数のニーズに合わなかった場合に起きる失敗例だと言われています。

PLCを学んで適切なマーケティングを行おう

いかがでしたか。今回は、PLCのプロセスとマーケティング戦略について紹介してきました。

実際には、製品やサービスがPLCのどの段階にあるのかを正確に判断することは難しいでしょう。しかしながら、PLCの考え方が理解できれば、より適切なマーケティング戦略を立てることにつながります。

PLCを参考にしながら、状況に応じたマーケティング戦略を立てられるようにしましょう。

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