ワークショップの種類10個|ワークショップで重要なこと3つ

スキルアップ

近年はさまざまな種類のワークショップを開く企業が多い

ワークショップは、ある主題で参加者が知識やアイディアを分け合う参加型の研修会です。さまざまな考え方を出し合い意見交換しながら知識や技術を学ぶことができます。そのため、近年は、新人研修や新プロジェクト発足時などにワークショップ形式を採用する企業が増えています。

デジタルマーケティングや、営業職など企業で行われているワークショップの種類も多岐に渡ります。

ワークショップの種類10個

ワークショップとは、参加型のグループ学習です。

自己啓発のセミナーの中でワークショップの時間が設けられています。感情や考え方を実践してみたり、または音楽や演劇を実際に行う体験をしてみるなど、ジャンルを問わず色々な種類の体験ができる会を意味しています。

ここでは、活発に行われているワークショップの種類を10個紹介しましょう。

種類1:教育・研修のワークショップ

教育や研修分野でのワークショップでは、参加型のグループ学習が行われています。講師が一方的に講義を行うのではなく、講師と参加者が意見交換を行ったり、実践的な体験を通し知識や技術を学ぶのが特徴です。

最近では、ワークショップを新人研修に取り入れる企業が増えてきました。さまざまな経験や知識を身に着けることができるだけでなく、参加者同士のコミュニケーションをとる場としても有効です。

種類2:ビジネスワークショップ

企業がビジネス戦略を練ったり、新しいプロジェクトを進める時の有効な手段として、ワークショップの手法を使うことがあります。

参加者がそれぞれが持ち寄ったアイディアについて全員が積極的に議論し、お互いを刺激し合うことで新たなアイディアを生み出すことが期待できるでしょう。

チーム単位で一つの課題に取り組むことから、参加メンバーの絆が深まり、ワークショップ終了後もネットワークが長く続くことが期待できます。

種類3:学術研究分野のワークショップ

学術研究分野のワークショップは、学術研究会のプログラムに組み込まれることが多いです。さまざまな分野の専門的技術や、実験的な試みについて、若手研究者が議論や検討が行います。

優秀な若手研究者がワークショップの参加を通じ、アイディアや知識を共有することで、研究者としての方向性を見定めるきっかけになるでしょう。また、国内外に存在するさまざまな機関に所属する研究者同士のネットワーク作りにも貢献しています。

種類4:芸術分野でのワークショップ

美術館や博物館で行われるワークショップは、一般的には知識や教育の普及を目的として実施されます。さまざまなアートに触れることで、参加者の創造性を刺激したり、アーティストと参加者が一緒に製作体験を行ったりします。

また芸術分野の種類のワークショップでは、アーティストと子どもから大人までの幅広い参加者の集客が見込めるでしょう。一緒に製作体験を行うことで、アートに触れる良い体験の場となっています。

種類5:ダンスワークショップ

著名なダンサーや役者を招いて一緒に、いろいろな種類のダンス(バレエ、ヒップホップ、ヨガ)などを楽しめます。初心者がダンスや演劇をを体験したりできるスタンスのワークショップも近年盛んです。

中には、ワークショップを発展させて、参加者が実際のダンスや演劇の上演を目的とするものもあります。参加したい人はインターネットで検索するとさまざまな種類のダンスワークショップを見つけることができます。

種類6:まちづくりワークショップ

行政や民間非営利団体(NPO)が主催し、地域住民が参加して地域の活性化についてのアイディアを話し合ったりします。地域を知るための、まち歩きワークショップなどがあります。

さまざまな種類がありますが「地域の課題解決」や「住民同士の交流の場を作る」両方の要素を兼ね備えたものが多いです。自分の住むまちのことを深く知りたい、自分たちのまちを自分たちで創っていきたいという方にお勧めです。

種類7:ものづくり講座としてのワークショップ

手芸や工芸などの体験をして、実際にものづくりをする「ワークショップ」も人気があり、各種イベント、カルチャースクール、個人教室などでも行われています。

もの作りの講座としての「ワークショップ」は、プロの技と知識に触れつつ、自らの手で、ものを作ることで、ものの価値やつくり手の想いを体感することが可能です。伝統工芸から、ハンドメイドアクセサリーなど色々な種類があります。

種類8:子供向けのワークショップ

近年、人気となっているのが「子供向けのワークショップ」です。子供向けのワークショップを開催する際に重要になるのは「子どもたちの興味をひくテーマと進行になっているか」にかかっています。

学んでもらうことも大切ですが、まずは楽しんでもらうことが先決です。実験、工作、ダンスなど種類は色々ありますが、まずは子どもたちがわくわくするようなプランを企画しましょう。

種類9:アロマワークショップ

心を落ち着かせ、癒し効果も期待できるアロマですが、「アロマワークショップ」は女性を中心にとても人気の高いワークショップです。

初心者の参加者が中心なことも多いので、基本から説明するように心がけましょう。他のワークショップよりも、講義の時間をやや長めにとってもよいでしょう。

たくさんの種類があるアロマの効能や知識をしっかり伝えることで、参加者の満足度アップに繋がり、リピーターの獲得にも繋がります。

種類10:デジタルGoogleワークショップ

最後に変わり種のワークショップをご紹介します。オンライン上で、デジタルマーケティングの学習が体系的に学習できるGoogleの無料Eラーニングです。

全部で89の種類の講義と23個のテストクリアを達成し、最後に卒業試験(全40問、正解率が70%以上で、チャレンジは3回まで)のようなものがあります。

就活、転職に役立てることができます。また会社員でデジタルマーケティングの基礎が学びたい方にもお勧めです。

ワークショップで重要なこと3つ

ワークショップを成功させるために重要なのは、進行役の「ファシリエーター」、雰囲気づくり、便利ツールの充実などです。それぞれを掘り下げて、説明をしていますので、ワークショップの開催に興味を持っている方はぜひご覧ください。

その1:ファシリテーターの技量

まず、ワークショップに欠かせないのが進行役である「ファシリエーター」の存在です。ファシリエーターの技量によってワークショップに参加した人の満足度や充実度が左右されます。

共同作業の場を仕切ってうまくまとめ、参加者に寄り添った進行をし、さまざまな種類の意見をまとめて成果物にするためには、洞察力や観察力があり、目配りの利く人物が適任でしょう。

その2:フランクになれる雰囲気

ワークショップは、参加者一人ひとりが肩の力を抜いてリラックスしながら課題に取り組める、フランクな雰囲気づくりが需要です。実際に内容を体験して学ぶ時間が設けられることが多いためです。

司会者が一方的に進めてしまうのではなく、冗談を交えながら場の緊張をほぐして始めることが、ワークショップを円滑に進める上で重要となります。気持ちが落ち着くような種類のBGMを流すことも、脳に刺激がいくことから効果的です。

その3:便利ツールの活用

ワークショップの内容を充実させ、効率よく進めたい人は、便利ツールをワークショップの種類に応じて活用しましょう。具体的には参加者が出した意見を書き込むホワイトボードや、全員が共有できるPC、成果を発表する際のプロジェクターなどです。

貸し会議場サイト「会議場.COM」では、北海道から沖縄まで、さまざまなニーズに対応できる全国の貸し会議場情報が掲載されている他、便利ツールのレンタルも行っています。

ワークショップの種類を一通り把握しましょう

体験型の学習の場であるワークショップはさまざまな分野で活発に行われています。ワークショップに参加することで、創造性がや新しい閃きが生まれます。インターネットで検索すれば、たくさんの種類が見つかるので、気になるワークショップがあれば、気軽に参加してみましょう。

いきなりスクールに入って勉強することに抵抗があるという方や、興味のある分野で行っていることがどんな種類のものかをざっと体験したい方にお勧めです。

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