起業アイディアが思いつかない時にできること12|起業の本4冊

スキルアップ

起業にアイディアは必要か?

起業するとなれば、アイディアを考える事は必須であると思いがちですが、業種や起業したいものの種類によっては、全く新しいアイディアを生み出す必要はありません。ただ、新しいアイディアを考える事ができれば、目新しいので成功する可能性も高くなるでしょう。

そこで、今回は起業したいけれど、アイディアが思いつかないときには何ができるのかをご紹介していきます。

アイディアが見つかっていなくても起業のためにできる準備は?

アイディアが何もない状態では、起業しようにも何から手を付ければいいか分からず、行動を起こせないものです。すぐに起業とまではいかなくても、起業のチャンスが訪れた時のために準備をしておくことが必要です。

まずは、資金調達など、起業に備えて、金銭的な準備を整えていきましょう。また、独立して起業する際には、周囲のサポートが大きな力になりますので、交友関係や信頼関係を構築しておくことも大切です。

起業アイディアが思いつかない時にできること12個とは?

では、起業を考えているけれど、起業アイディアが思いつかないときにできる事は何なのでしょうか。ここでは、気軽にできる具体的な例を12個紹介していきます。

1:どうして起業したいのか考えること

アイディアを出すにも、まずは、どうして起業がしたいのかを考える事が重要です。なぜなら、目的がなければ具体的な方向性が定まらないからです。また、目的がないと何から始めればいいのか、そこまでの過程を考える事も難しくなります。ですので、まずは目的を定めることから始めてください。

目的が決まれば、そのためにできる事は何なのか、何が必要なのかを明確化でき、自然とアイディアが湧いてくる可能性があります。

2:自分が好きなことは何かを考えること

「好きこそ物の上手なれ」とはよく言ったもので、やはり好きなことを仕事にできれば、それだけでモチベーションの維持に繋がります。また、好きなことは、苦しむことなく熱中したり、力を注いだりできるので一石二鳥です。

まずは「自分の好きなこと」は何か、「どんなことがしたいか」を考えましょう。そこから派生し、アイディアが思いつく可能性もあります。趣味やはまっていることで仕事に繋がりそうなことが見つかるはずです。

3:特技は何か考えること

起業は、それを通してお金を稼ぐ必要がありますから、「自分のやりたいこと」だけでは成功しない例もたくさんあります。ですので、好きなことがビジネスに繋がりにくいと感じたり、お金儲けが難しいと感じるのならば、特技や自分が簡単にできることから、派生してアイディアを考えましょう。

誇れる特技などないと感じる人もいるでしょうが、特技は特別なことではなくても、人より自分が少し高いパフォーマンスを発揮できることで構いません。

4:自分の強みを考えること

「強みは何か」を考える事も重要です。この強みというのは、「特別な特技」とかではなくて構いません。例えば、あなたの性格であったり、これまでの経験で培った能力であったりなどです。

誰にでも、何かしらの「強み」はあるはずです。特技とまではいかないけれども、「自分のここは誰かに自慢できる。」というポイントを探ってみましょう。この「強み」から意外なビジネスのアイディアが思いつく可能性も大いにあるでしょう。

5:これまでのアイディアを書き出してみること

自分では頭の中だけで、考えや物事を整理できると思っていても、人間の脳みそではそこまで高度な処理を行うことは難しいです。ですので、まずは自分の考えやこれまでのアイディアを書き出して、可視化してみてください。

考えているだけでは、まとまりきらなかったアイディアたちが点と点でつながる可能性もあります。また、忘れないように記録用としても残るので、せっかくのアイディアを忘れてしまうこともなくなるでしょう。

6:他の人にアイディアを話してみること

他の人にアイディアを話してみることも、非常に有効な方法です。誰かに話す時には、言葉にして相手に届けますから、まず自分の中の考えや思いを言語化することができます。

形があいまいだったアイディアを言語化するだけで、足りない部分や課題を発見しやすくなるでしょう。また、誰かに聞いてもらうことで客観的な視点での評価がもらえることもプラスのポイントです。自分では、思いつかなかった新鮮な意見を入手できるでしょう。

7:身近な課題をビジネスで解決する方法はないか

起業で成功するには、今ある「何かしらの課題を解決できる」ということが大切です。世の中の課題など大きな枠組みで考えてしまうと、アイディアが思いつきにくかったり、漠然としたアイディアしか考えつかなかったりするので、自分の身の回りにある身近な課題を探して、それを解決するにはどうすればいいかを考えてみましょう。

身近なことであれば、詳しい部分が分かったり、実際に身をもって感じたことを活かすことでしょう。

8:成功事例を真似できないか考えること

アイディアは既存のアイディアとアイディアの組み合わせだと言われることもあるように、全く新しいところから何かを作り上げたり考える必要はありません。成功事例から真似できそうな部分を参考にしたり、それを応用して他のことに活かせないか、新しいビジネスを生むことができないか、を考える事も有用です。

まずは、自分の興味のある分野や得意な分野の成功事例を調べ、それを参考にして起業のアイディアを考えてみましょう。

9:海外の事例も参考にする

海外では広く使われていて人気もあるのに、まだ日本で活用されていないようなアイデアやビジネスが世界にはたくさんあります。海外の人と日本人の価値観には差がありますが、共通する部分も多いはずです。

海外の事例の中で、日本人にも受けそうなことを、日本風にアレンジしながら、工夫して起業してみるという手もあります。これであれば、一からアイディアを考える必要がなくなるので、起業するという目標に一歩近づくことができます。

10:将来の社会変化を考えること

起業するにあたって、長期的な利益を獲得したいのであれば、現状だけでなく、将来の社会変化を予測して考える事が必要です。これから、どんな分野、業界が伸びてくのかをリサーチしながら、起業アイディアを考えていきましょう。

今後、規模が拡大する分野を絞ることができれば、起業アイディアの方向性を決定することもでき、一石二鳥です。ただ、未来の予測は確実とは言えないので、過信するのは危険です。

11:新しいことを勉強してみる

現状で、起業アイディアが思いつかないのであれば、何か新しいことを勉強してみるのもいいでしょう。勉強をしたその分野に直接関係するビジネスでなくても、新しいことを学んだことで、視野が広がり、考え方に多様性が生まれますので、無駄になることはないでしょう。

何も思いつかないからと言って、何も行動できずにいるのであれば、かねてから興味のあったことや、面白そうだと思うことを勉強してみるのが良いでしょう。

12:本を読むこと

本を読んでみるだけでも、何か新しいアイディアが思いつく可能性があります。本を読むことで知識を身に付けることができ、より広い視野で物事を見ることができるようになります。

起業関係の本だけでなく、色んな分野の本を読むことも、アイディアの幅を広げるために役立つでしょう。ただ、本を読んで終わるのではなく、本を読んで、自分はどう感じたか、身に付いた知識を今後どんなことに活かせるのかも考えてみましょう。

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起業アイディアを思いつくために読む本4冊とは?

上記で、起業アイディアが思いつかないときには、本を読むことも効果的であると説明しました。しかし、読みたい本がない、どんな本を読めばいいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。

そんな方々のために、起業に関する本を4つご紹介します。初心者でもわかりやすく、起業するにあたってのアイディアやヒントを与えてくれるでしょう。

1:そんな仕組みがあったのか! 「儲け」のネタ大全

こちらの書籍では、「儲け」のネタを数多く紹介しています。ページ数は384ページと多く、たくさんの情報が一冊に入っているのが特徴です。

さまざまな業種に対応するネタを扱っているので、まだどんな分野で起業するか迷っているという方にもおすすめです。「儲け」のネタを集めた本なので、空いている時間に難しく考えず、気軽に読めるというという点で、読みやすい本でもあります。

2:起業の科学スタートアップサイエンス

科学的な視点からの起業の本です。著者は、日本とアメリカでの起業経験を持ち、自身の起業経験から学んだことを教えてくれるという点で、実際の起業にあたっても参考になるでしょう。1000人以上の起業家、投資家を取材し、300冊の起業に関する理論書を分析するなど、信憑性が高いことも特徴です。

選ぶべきでないアイディアの紹介など、「失敗しない起業とは何か」を教えてくれるため、アイディアを練る段階にうってつけの本です。

3:6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する

失敗しない起業のノウハウを一から、ビジネス教育のプロフェッショナルが教えてくれるという本です。起業する前の段階の、資金がないこと、アイディアが浮かばないことなどでの不安に対する対処法を教えてくれます。

実例が豊富で、文章も難しく書かれていないため、起業初心者や、本を読むのが苦手だという方にもおすすめです。また、カスタマーレビューの評価が非常に高く、読者からの支持も厚い一冊です。

中見出し:4:クラウドファンディングで資金調達!

こちらは、起業をする上での資金に困っている、金銭的な面に不安があるという方におすすめの本です。こちらでは、アイディアに対して資金を提供してくれるクラウドファンディングについて紹介しています。

初心者でも上手く資金を提供してもらえるような方法について、クラウドファンディングを初めて行う人でもわかりやすいように書かれています。「アイディアはある程度あるけれど、資金面に不安がある」という人はぜひ読んでみて下さい。

起業アイディアを見つけよう!

ここまで、「起業アイディアが思いつかない時にできること」をご紹介してきました。「アイディアやコンセプトが思いつかないから」と、起業を諦めてしまうのは勿体ないです。

自分の中だけで解決しようとするのではなく、周囲の力を借りたり、本を読んでノウハウを学んでみれば、起業に向かって一歩進むことができるはずです。アイディアは、思いもよらないときにふと思いつくこともあります。諦めずに、起業の夢を達成してください。

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