リクルートの社内用語15個|リクルートで社内用語が使われている背景3つ

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リクルートで社内用語が使われているのはプロ意識の表れである

一般に使われているリクルート用語というのは、就活時・転職時にでもよくその意味が問われるもので、場面によってはその用語がわからないことによって恥をかいてしまう場合もあるでしょう。

このリクルート用語というのは就職の分野で扱われる専門用語ではないですが、それに近い用途を持つ言葉・用語も含まれるため、1つでも多く「情報」としてインプットしておくことが大切です。

リクルートの社内用語15個

さて、先述では「リクルート用語」がどのように扱われ、またどのような場面でそれぞれの用途を持ち、その場合の知識として役立つかについてご紹介しましたが、ここからは「リクルートの社内用語15個」と題して、実際に使われるリクルート用語をご紹介します。

リクルート用語というよりは就活時・転職時に使われる慣用句として覚えておくことに近く、1つずつの言葉の意味合い・用途を自分なりにストックしておきましょう。

リクルートの社内用語1:レボ

まずこの「レボ」という用語ですが、これはいわゆる「レボリューション(革命)」を示す用語であり、主にリクルート用語としては「仕事に対する改革意識の高さ」、「抜本的な開発力の重要さ」などを示す言葉として扱われます。

ずっと同じ企業方針を取るままではなかなか利益に反映しない場合、この「革命・刷新・改革」を示す考え方・方針が影響するため、この用語が持つ意味合いも同時に膨らみます。

リクルートの社内用語2:アスピ

次に「アスピ」という用語ですが、これは「アスピレーション(向上心・向学心)」を示す言葉であって、英語で言うところの「扇動・喚起・促進」などと同じ意味合いになります。

よくリクルート用語では「アスピ目標」などという形で表現されますが、この場合も「画期的な企業の利益測定・企業そのものの方針の向上」を示す言葉・用語となるため、リクルート用語のうちでもプラス思考をそのまま示す言葉となります。

リクルートの社内用語3:フィジビリ

次は「フィジビリ」ですが、これは英語で言うところの「フィジビリティ(実験的な・応用的な)」という意味合いを示す言葉・用語となり、企業で行なわれるあらゆる企画そのものを指す内容になります。

企業利益というのはこのような「実験的な起業」によってその利益を向上させ、さまざまな分野の企画を成立させる傾向があるため、その場面でよく使われるリクルート用語として認められます。これも改革時によく使われるでしょう。

リクルートの社内用語4:SNHR

次に「SNHR」ですが、これはそのまま正式名称を表記すると「Senpai Naiteisha Hippari route」となり、英語そのものの表記ではないため注意しましょう。

「先輩内定者ひっぱりルート」という意味合いになり、何らかの特定分野において実力のある後輩・いけてる後輩を(先輩の内定者から)紹介してもらうことを意味します。リクルート用語と言うよりは若者向け用語のニュアンスが強いでしょう。

リクルートの社内用語5:オブリ

次は「オブリ」ですが、これは英語で言うところの「Obligation(義務・任・恩義)」などを示すリクルート用語となり、「君のオブリは」と聞かれた場合、それは「君が今しなければならない義務は・仕事は」といったニュアンスになります。

基本的には「仕事・果たすべき義務」のことを指しており、「そのことだけは必ずどんなことがあってもやりなさい」といった義務付けのリクルート用語として使われる形になります。

リクルートの社内用語6:ZD

次に「ZD」というなにやら暗号めいた言葉・用語ですが、これは「Zenzen Dame(全然ダメ)」という意味合いを指す低評価を示す言葉になります。

この場合でも若者向け言葉や俗語(スラング)のように聞こえますが、実際に営業成果が上がらない時、また交渉がまったく上手くいかなかった場合などには、この「ZD」という言葉がそのままの発音で使われています。

リクルートの社内用語7:ジャストアイデア

この「ジャストアイデア」というのは英語表記した場合「just idea」となり、つまり「ちょうど出たアイデア・思い付き」の意味合いを指す用語となります。リクルート用語と言うよりは日常で使われそうな言葉になりますが、これもよく使われる用語の1つです。

たった今思い付いたアイデアをそのまま表現する時、この「ジャストアイデア」と言って「今思い付いたんですけど」などと口火を切る際によく使われています。

リクルートの社内用語8:テルクリ

次に「テルクリ」ですが、これは「テレフォンクリーニング」という言葉の略であり、あらかじめ新規事業を開拓していく場合にリストアップされた各種企業へ、直接電話を掛けてアポイントを取れたかどうかの確認を行なう際に使われます。

「今日は何件くらいテルクリできた」という形で使われ、この場合の「リ」というのは「リスポンス(返信)」の意味合いを持つとされます。連絡確認を行なう場合に使われるリクルート用語です。

リクルートの社内用語9:ブレストベース

次に「ブレストベース」ですが、これは難しく言えば「センタード方式」を直接指す用語としてあり、「いろいろな分野の人が集まって意見・アイデアを出し合い、それによって当面のアイデアを引き出せた」という場合に使われる発想に関わる用語になります。

「今日はみんなでブレストベースして出していこう」と言われれば、この「いろいろな意見の出し合い」を提案していることになり、志気向上を図る場合にも使われます。

リクルートの社内用語10:バジェット

次に「バジェット」ですが、これは「財布」の意味合いでよく使われる用語として知られているため、その意味合いの関連からすぐ検討が付くでしょうか。つまり、その企業・部署内で認められる(使ってもかまわない)「予算」のことを指しています。

単純に「予算・資産・資金」のことを横文字表記で示しているだけでのことであり、その横文字表現が恰好いいとされて使われる側面も見られます。

リクルートの社内用語11:エビデンス

この「エビデンス」も英語表現でそのまま(外来語として)使われる場面が非常に多いため、場面を想定する上ですぐその意味合いに気付くでしょう。

つまり「evidence(証拠・根拠)」のことを指しており、「エビデンスを提示して」と言われれば、「その主張や考え方の元となる証拠・データを提示して」と言われているのと同じことになります。これは外来語をそのまま表現したリクルート用語となるでしょう。

リクルートの社内用語12:アジェンダ

次に「アジェンダ」ですが、この言葉・用語も場面や分野によってはよく使われている表現になるでしょう。これは英語表現で言うところの「agenda」と同じ意味となり、「議題・課題・ねらい・予定」などの意味合いでよく使われています。

「今日のアジェンダは○○です」と言われれば、その日の「成果・目標」を指していることになり、またその成果・目標を達成するためのプラン・日程・方法などを指すこともあります。

リクルートの社内用語13:フィックス

次に「フィックス」ですが、これは英語で言うところの「fix」と同じ意味合いで、主に「固定する・決定する・確定する」という意味合いになります。企業方針を取り決める際でもこの「フィックス」という用語が使われる場合があり、立派なリクルート用語になります。

この場合も「固定・取り決め・決定」などと日本語で言ったほうがわかりやすいことがありますが、習慣付いてこの用語を使用する場合はこちらが主に使われます。

リクルートの社内用語14:ATI

次は「ATI」ですが、これは「圧倒的当事者意識」のことを指しており、この場合も日本語からローマ字表現した造語になります。リクルート用語ではこのような「日本語からそのまま派生させた用語」がかなり頻繁に使われるため、その点に注意しておきましょう。

つまり「当事者としての意識の持ち方」のことを指しており、たとえば何らかの過失を犯した場合、そのことについてどのように考えているかを問う場合に使われます。

リクルートの社内用語15:棚卸し

これはいわゆる「棚卸し」の意味合いで使われるリクルート用語となりますが、ただし社内で使われる場合には「積み上がってきた仕事・タスクを一旦整理して、もう一度、新しい気分でやり直そう」といった刷新の意味合いが含まれてきます。

「ちょっと仕事量が増えてきたので棚卸ししましょう」などと使われることが多く、リクルート用語としてもさまざまな場面で多用されており、気分転換を図る場合にも率先して使われます。

リクルートで社内用語が使われている背景3つ

リクルート用語というのは基本的に「社内用語」の部類に多く含まれており、その企業・会社内だけで通用する用語も幾つか存在しています。

つまり、企業ごとに違ったリクルート用語が交わされている傾向もあるため、一概にすべてのリクルート用語をリスト化することは容易ではありません。

これらのリクルート用語が使われる背景には、その用語を使ったほうが意味が伝わりやすく、さらに向上心を煽りやすい目的などが加味されます。

リクルートで社内用語が使われている背景1:常に自分の意見を持っている

リクルート用語を使う背景としては、常に自分もそのことについて「意見を持っている」といった姿勢をアピールするために使われる傾向も多く、あらゆる物事についての考え方やアイデアを簡単な表現ですっと伝える場合に特化した機能を持ち合わせます。

長々と話すよりも、自分の意見を直球で伝えることによって表現の幅が逆に増え、それによって多くの社員の志気向上につなげる効果も(場合によっては)うかがえます。

リクルートで社内用語が使われている背景2:常に顧客のメリットを考えている

リクルート用語は基本的に「その特定の企業で行なわれる仕事内容が、すべての顧客にとって何らかのメリットをもたらす意味合い」を含めて使われていることが多いです。

「フィジビリ(実験的な起業)」にしても「アスピ(ねらい)」にしても、顧客ニーズに配慮した上での用語として使われ、その成果を社会へ還元するための用途をもって表現されます。この場合ではリクルート用語より企業用語としての意味合いが強まることでしょう。

リクルートで社内用語が使われている背景3:納得できないことは受け入れない

リクルート用語というのは一般的に「その企業内で習慣付いた用語」として使われることが多く、つまり慣用句としての扱われ方・傾向が大きく見られます。

その点で言えば、「企業側にとって不要な表現」は受け入れない(使われない)場合が傾向として多く見られることになり、その企業内で納得して使われる用語だけが慣用句的表現(リクルート用語)として使われ続けることになるでしょう。

リクルートの社内用語を一通り把握しましょう

いかがでしたか。今回は「リクルートの社内用語15個|リクルートで社内用語が使われている背景3つ」と題し、「リクルートの社内用語・その活用と意味」についての詳細情報をはじめ、さまざまなビジネスシーンで使われるリクルート用語を徹底的にご紹介しました。

リクルート用語というのは「その企業内で独自に使われる用語」もあれば、一般的に日常化している用語もあり、それらは周囲の人の理解をもとに使われます。

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