「婚姻届の証人」なれるのはどんな人?
婚姻届の証人の条件は
・成人していること(20歳以上であること)
この1つだけです。20歳以上であれば、家族や友達、その他、誰にでも証人になってもらうことができます。
もう1つ覚えておきたいのは、条件を満たしている証人が「2人」必要だということです。婚姻届には、証人の記入欄が2名分あります。この2名分の証人の記入欄が、どちらも記入されている必要があります。
また新郎側から1人と新婦側から1人で、合計2人の証人が必要だと勘違いしている人もいますが、そういった規定はありません。
「証人は20歳以上であること」と「証人は2人必要であること」という2つを覚えておきましょう。
婚姻届の証人はリスクがあるの?
「証人」という言葉を聞いて、ローンを組む時などに必要な「保証人」または「連帯保証人」のようなものをイメージしている人もいるでしょう。「保証人」というイメージから婚姻届の「証人」は、新郎新婦になにかあった場合に、責任を負わなければならないと勘違いしている人もいるそうです。
しかし「証人」と「保証人」は、全く違うものなので、婚姻届の証人が、なにか責任を問われることは一切ありません。簡単に言うと、婚姻届の証人は、「2人の結婚を認めます」という「結婚見届け人」のようなものです。
また婚姻届の証人をお願いされた人は、大役を任されたと、喜んで引き受けてくれることが多いでしょう。「この人に結婚を認めてほしい」という人がいる場合には、思い切って、証人をお願いしてみましょう。
婚姻届の証人に記入してもらう内容は?
婚姻届の証人欄には、いくつかの項目があります。この項目の中で、証人が分からないことがあると、証人欄の記入をスムーズにおこなうことができません。証人欄にはどのような項目があるのかを、証人にあらかじめ伝えておくことをおすすめします。
では実際に、証人欄には、どのような項目があるのかを見ていきましょう。
証人には
・署名(名前)
・生年月日
・住所
・本籍
・印鑑
を記入・押印してもらう必要があります。
では、これらの項目を証人に記入してもらう際に、気をつけたいことを順番に紹介していきます。
署名
署名欄には、証人の名前を記入してもらいましょう。
名前は誰もが書き慣れている字なので、走り書きになりがちです。婚姻届は、新郎新婦にとって、とても大切な書類なので、丁寧に書いてもらいましょう。
生年月日
生年月日欄には、証人の生年月日を「西暦」ではなく「和暦」で記入してもらいましょう。
生年月日の記入欄には「 年 月 日」と書かれていて、昭和・平成などを○で囲むような記入欄にはなっていません。そのため西暦で記入するのか和暦で記入するのか迷ってしまう人も多いです。西暦で書いてしまうと訂正を求められる場合もあるので、間違えないように注意しましょう。
住所
住所欄には、証人が住民登録をしている住所を記入してもらいましょう。
「住民登録している住所」と「実際に住んでいる住所」が違うという人もいます。仮に間違えて「実際に住んでいる住所」を記入してしまった場合でも、証人の住所を確認されることは、ほとんどないそうです。
そのため「実際に住んでいる住所」を書いてしまっても問題にはならない場合も多いですが、正しいのは「住民登録している住所」なので、注意して書いてもらいましょう。
本籍
本籍欄には、証人の本籍地を記入してもらいましょう。
本籍地とは、戸籍がある住所のことです。本籍地と住民登録地が違うという人は多いです。とくに実家を出て1人暮らしをしている人は、本籍地が実家にある場合が多くあります。
また実家でもなく、住民登録地でもない場所に本籍地がある人もいます。家族に聞かないと、本籍地が分からない人もいるので、証人になってもらう人には、あらかじめ本籍地の記入がいることを伝えておきましょう。
印鑑
「印」部分には、証人の印鑑を押してもらいましょう。
印鑑は実印である必要はありませんが、ゴム印やシャチハタは、使うことができないなので、それ以外の印鑑を用意してもらうよう伝えておきましょう。
家族に証人をお願いするときの注意は?
両親や兄弟など、家族の誰かに証人をお願いしたいと考えている人は多いでしょう。そこで、家族に証人をお願いするときに、気をつけたいことを紹介していきます。
家族だと印鑑の不備が起きやすい?
婚姻届の押印には、1人1人違う印鑑を使う必要があります。つまり、新郎・新婦・証人①・証人②の合計4種類の印鑑が必要だということです。
親が近くに住んでいたり、一緒に暮らしている場合には、親の印鑑を、そのまま自分の印鑑として使っている人も多いでしょう。そのため届出人と証人が同じ印鑑を使用していて、訂正を求められたというケースがよくあるそうです。
自分の印鑑を持っていない人は、あらかじめ用意しておきましょう。
また証人①と証人②が、同じ印鑑を使用していて、訂正を求められるケースも多いそうです。夫婦で同じ印鑑を共有しているという人は多いでしょう。そのため証人を新郎新婦のどちらかの両親にお願いした場合、2人が同じ印鑑を使ってしまう可能性があります。
夫婦に証人をお願いする場合は、違う種類の印鑑を押してもらうように、あらかじめ伝えておきましょう。
婚姻届の記入ミスの対処法は?
婚姻届は、新郎新婦にとって、とても大切な書類です。そのため、ほとんどの証人は、間違えないよう、丁寧に証人欄を記入してくれるでしょう。
しかし、いくら間違えないように記入しても、間違えてしまうことは誰にでもあります。そこで、もし記入ミスをしてしまった場合、どのように訂正すれば良いのか紹介していきます。
訂正印
訂正印とは、間違えて記入してしまった際に、それを訂正するために使われる印(しるし)のことです。訂正印を押すことで、第三者ではなく記入者自らが、修正をしたという証明になります。
訂正の仕方は、書き間違えた箇所に二重線を引き、その上の空いているスペースに訂正したい文字を書きます。そして最後に、二重線の上、またはその近くに印鑑を押します。訂正印は、署名の横の押印と同じ印鑑を使わなくてはいけないので注意しましょう。
また間違った方法で訂正印を押しても、訂正を認めてもらえない場合があります。記入ミスに気づき、提出までに時間に余裕があれば、どのように訂正すれば良いのかを提出先の役所に、念のため確認するようにしましょう。
訂正印で注意することは?
記入ミスが見つかったときのために、証人から印鑑を預かる人がいるそうですが、訂正印での訂正は、記入者しかできません。
例えば、証人に「記入ミスがあれば使って良い」という許可をもらって、証人の印鑑を預かったとします。
役所の提出時に、証人の記入ミスが見つかり「証人から訂正しても良いと許可をもらって印鑑を預かっている」と新郎新婦が主張しても、役所の人からは「本人しか訂正はできないので、印鑑は使えない」と言われてしまう可能性があります。
また預かった際に、証人の大切な印鑑を紛失してしまう可能性もあるので、証人から印鑑を預かるのは避けましょう。
捨印
さきほど説明したように訂正印での訂正は本人しかできません。しかし、提出先で記入ミスに気づくという場合も多いでしょう。そんなときのために、証人から「捨印」をもらっておくことをおすすめします。
「捨印」とは、記入者が、記入欄の欄外に押す印鑑のことです。記入者の「捨印」があれば、後から見つかった記入ミスを、第三者が修正することができます。「捨印」を証人からもらっておけば、役所の提出時に記入ミスが見つかっても、新郎新婦が訂正することができます。
また訂正印と同じように、捨印も署名の横の押印と同じ印鑑が必要です。証人に捨印を押してもらう際は、署名の横の押印と同じ印鑑を押してもらうようにお願いしましょう。
婚姻届の証人の代筆はできる?
婚姻届の証人の代筆ができるかという問い合わせも多いそうです。しかし婚姻届の代筆はできません。婚姻届の代筆をしてしまうと、法に触れる行為になってしまうので注意しましょう。
先ほども紹介したように、20歳以上の人であれば、誰でも証人になることができます。もし証人をお願いしたいと考えている人が、証人になれない場合には、他の人に証人をお願いしましょう。
またさまざまな事情があり、証人が見つからない人もいるでしょう。そういった場合には、婚姻届の「証人代行サービス」をおこなっている事務所や会社があります。利用を考えている場合には、信用のできる事務所・会社を慎重に選びましょう。また利用する前に、近くに証人をお願いする人がいないかを、もう一度考えてみましょう。
外国人は婚姻届の証人になれる?
最近では、日本に住む外国人や、海外へ留学に行く人も増えてきています。そのため婚姻届の提出を考えている人の中には、外国人の友達や親族などを証人にしたいと考えている人も多いでしょう。
婚姻届は20歳以上の人であれば、外国人であっても証人になることができます。しかし外国籍の証人と日本人の証人では、記入の仕方が少し違うので注意が必要です。
そこで外国籍の証人の記入の仕方や、記入時の注意点を紹介していきます。
署名
署名欄には、ローマ字ではなくカタカナで名前を記入してもらいましょう。証人の中には、署名欄に自分のサインをしてしまう人がいるそうなので、あらかじめカタカナ(日本語)で記入するように伝えておきましょう。
名前は日本式で、ラストネーム(姓)、ファーストネーム(名)の順番に記入します。またミドルネームがある場合、省略してはいけません。ミドルネームはファーストネームの次に記入してもらいましょう。
例1:Michael Evans
→ イヴァンズ マイケル
例2:Michael Daniel Evans
→ イヴァンズ マイケル ダニエル
日本の名字をもつ日系外国人(Tanakaさん・Yamadaさんなど)は、普段は姓を漢字で書いている人も多いですが、国籍が日本ではない場合は、カタカナで記入してもらう必要があるので注意しましょう。
生年月日
生年月日欄には、和暦ではなく西暦で記入してもらいましょう。和暦は日本の年号です。そのため外国籍の人に、西暦を和暦になおして記入してもらう必要はありません。そのまま西暦で記入してもらいましょう。
また日本語の形式になれていない人の場合は、順番が「 年 月 日」ではなく「 日 月 年」になってしまう人も多いです。「年月日」の漢字が読めないと、間違えてしまう場合があるので、あらかじめ伝えておくと良いでしょう。
住所
住所欄には住民登録をしている住所を日本語で記入してもらいましょう。日本に住んでいる場合は、日本の住所を日本語で記入します。必ず住所(漢字を含む)どおりに、記入してもらいましょう。
海外に住んでいる人の場合は、住所を日本語になおして記入します。日本と住所の並び方が違う場合は、日本式に並び替えて記入してもらいましょう。
例:○△※ 25th Street, Walk city, CA USA
→ アメリカ合衆国 カルフォルニア州 ウォーク市 25ストリート ○△※
郵便番号は必要ありません。
本籍
本籍欄には、国籍のある国の名前を日本語で記入してもらいましょう。住所ではなく、国籍を記入するだけで問題ありません。
印鑑
証人が外国人の場合、印鑑は必要ありません。「印」の文字の上にサインをしてもらったり、拇印を押してもらう必要はないので、「印」の部分は空白にしておきましょう。
外国人の証人の注意点とは?
紹介した内容を見てわかるように、外国籍の証人であっても日本語で記入する必要があります。また証人が日本語を書くことができない場合でも、証人の代筆をすることはできません。
書き慣れない文字に苦戦して、間違えてしまったときのために、婚姻届を多めに用意してあげると良いでしょう。また時間があれば、記入を手伝ってあげることをおすすめします。
だれに婚姻届の証人になってもらう?
婚姻届の証人を誰にお願いすれば良いのか迷う人も多いでしょう。では婚姻届を実際に提出した人は、だれに証人をお願いしたのかを紹介していきます。
両家から1人ずつ (53.6%)
「両家から1人ずつ」証人をお願いしたという人は、53.6%と1番多いです。ここでは「はじめに両方の親から結婚を認めてもらいたい」「両家から1人ずつ証人を頼むのが、無難または筋だ」というような理由が多くあがっています。
「両家から1人ずつ」の中でも、父親の顔を立ててあげたいなどという理由から「両家の父親」に証人をお願いする人が1番多いです。またその他にも、母親に証人をお願いする人や、兄弟・姉妹に証人をお願いする人などさまざまです。
新郎新婦どちらかの家族から2人 (34.7%)
「新郎新婦のどちらかの家族から2人」証人をお願いしたという人は34.7%と2番目に多いです。
「嫁ぎ先の新郎の家族から2人の証人をお願いした」と言う人もいましたが、1番多くあがっていたのは「新郎(もしくは新婦)の家族は遠方に住んでいるので、近くに住んでいる新婦(もしくは新郎)の家族から2人の証人をお願いした」といったような理由です。
友人・その他 (11.7%)
「友人・その他から2人」証人をお願いした人は11.7%で、家族にお願いする人よりは少なめです。友人に証人をお願いした理由として
・新郎新婦のどちらとも交流のある友人だから
・交際中の新郎新婦をよく知っている友人だから
・新郎新婦の出逢いのきっかけをつくってくれた友人だから
といったようなものが多くあがっています。
その他にも「2人がお世話になっている上司」など会社関係の人に、証人をお願いしたという人もいます。
遠方に住む両親に証人をお願いするには?
遠方に住む両親に証人をお願いしたいけど、直接お願いしに行く時間がないという人も多いでしょう。そういった場合には、郵送がおすすめです。
方法としては、
・新郎新婦が婚姻届を入手し、両親に郵送する。証人欄の記入後に返送してもらう。
・両親に婚姻届を入手してもらい、証人欄の記入後に郵送してもらう。
などがあります。またこの方法で両親に証人をお願いしている人も多いです。
新郎新婦が婚姻届を入手する場合には、証人が記入に失敗してしまったときのために、多めに婚姻届を入手し郵送すると良いでしょう。
また証人の手間を減らすために、切手を貼った返信封筒を同封してあげることもおすすめです。
郵送などの方法を使うと、証人に少し手間をかけてしまいますが、わが子の結婚となれば、両親も喜んで引き受けてくれるでしょう。
婚姻届は届出人ではなくても貰えるの?
「証人に婚姻届を入手してもらい、記入後に郵送してもらう」と聞いて、「届出人ではなくても婚姻届をもらえるのか」と疑問に思う人もいるでしょう。
婚姻届は届出人ではなくても、誰でも入手することができます。また婚姻届のフォーマットは全国統一なので、入手先と提出先が違っても問題ありません。
市区町村によっては、婚姻届に「○○市長殿」と入手先の市町村名が、はじめから書かれている場合がありますが、二重線を引いて提出先の市区町村名に書き換えれば問題ありません。
また役所のホームページから婚姻届を印刷することもできますが、その場合はA3で印刷する必要があるので注意しましょう。
婚姻届の証人へのお礼は必要?
婚姻届の証人になってもらった人に、お礼をした方が良いのか悩む人も多いでしょう。まずはじめに、お礼は、絶対にいるわけではなく「する・しない」は新郎新婦の気持ち次第だということを覚えておきましょう。ではそれを踏まえて、証人のお礼はどのようなものが良いのかを見ていきましょう。
両親や家族へのお礼は?
両親や家族に証人をお願いした場合には、「わが子の結婚」そのものがお礼と言えるのではないかと考える人が多いため、お礼をする人は少ないです。
しかし婚姻届の証人をお願いするために、めったに会うことがない両親に訪ねる場合などには、手土産を持参していく人も多いそうです。高価なものは必要ありませんが、ちょっとした手土産を持参するのもマナーと言えるでしょう。
友人・会社関係の人へのお礼は?
友人や会社関係の人に証人をお願いした場合には、何らかのお礼をする人が多いです。とくに会社の上司などに証人をお願いした場合には、お礼をすることがマナーと言えるでしょう。
友人や会社関係の人へのお礼も高価なものは必要なく、ちょっとした茶菓子のようなものをお礼として渡す人が多いそうです。
婚姻届の種類は1つではない?
婚姻届には、いろいろなデザインがあることを知っていますか。先ほど紹介したように、婚姻届のフォーマットは、全国統一で決まっていますが、枠の色や欄外のデザインは規定がありません。そのため最近では、いろいろな種類の婚姻届を入手することができるようになりました。
インターネットでダウンロードできるものや、役所で入手できるものなど、入手方法もさまざまです。そこで、どのような婚姻届があるのか参考までに紹介していきます。
市区町村オリジナルの婚姻届
すべての市区町村ではありませんが、市区町村によっては、オリジナル婚姻届を発行しているところがあります。市区町村のオリジナル婚姻届は、おしゃれなデザインも多くあります。
これらの婚姻届は、役所の戸籍課窓口や、役所のホームページからもダウンロードできるので、気になる市区町村があれば1度チェックしてみましょう。
また、どこの市区町村のオリジナル婚姻届でも、他の市区町村でも提出ができるので、新郎新婦の思い出のある市区町村の婚姻届を入手してみるのも良いでしょう。
先ほども紹介しましたが、婚姻届にはじめから「○○市長殿」などと書かれている場合でも、二重線を引いて提出先の市区町村名に書き換えれば問題ありません。
婚姻届製作所
「婚姻届製作所」では、インターネットをとおして婚姻届を購入することができます。デザインも豊富で、人気キャラクターの婚姻届なども入手することができます。
有料の婚姻届は、インターネットで購入して郵送で届きます。ギフトラッピングをしてもらうこともできるので、婚姻届をまだ入手していないカップルであれば、新婦または新郎へのサプライズギフトとしてデザイン婚姻届を送っても喜んでもらえるでしょう。また無料の婚姻届もあるので、気になる人は1度チェックしてみましょう。
まちキュンご当地婚姻届
「まちキュンご当地婚姻届」は自治体とゼクシィがコラボして作成した婚姻届です。「まちキュンご当地婚姻届」は、いろいろ市区町村からデザインを選ぶことができ、無料でダウンロードできます。またその婚姻届を使用することで特典がつく市区町村もあるそうです。
婚姻届は提出したら返ってこない?
婚姻届は、受理された後、新郎新婦に戻ってくると勘違いしている人がいますが、婚姻届は一度提出してしまったら、返ってきません。また受理された婚姻届は役所から法務局に送られ、一定期間を過ぎると破棄されてしまいます。
そのため、役所の中には、婚姻届と一緒に新郎新婦の写真を撮ってくれるところもあります。しかし最近では、かわいいデザインの婚姻届も増えていることから、婚姻届そのものを、手元に残したいと考える人も増えています。
そこで婚姻届を残したいと考えている人におすすめの方法を紹介します。
コピー
婚姻届を残したい場合、婚姻届のコピーをすることをおすすめします。原本は役所に提出しなくてはいけませんが、コピーは手元に残すことができます。また実際に、婚姻届のコピーを記念として残している夫婦も多いそうです。
記念用の婚姻届
多くの人は、記入ミスをしたときのために、婚姻届を多めに入手するでしょう。その中の1枚を記念用にとして残すというのもおすすめです。
また最近では、デザイン付きの記念保存用の婚姻届もネットで購入することができます。記念用の婚姻届には写真をつけれるようになっていたりと、工夫がされているものも多いです。婚姻届を記念に残したいという人は、1度チェックしてみても良いでしょう。
婚姻届の証人への思いやりを忘れずに
ここまで、婚姻届の証人について主に紹介しました。婚姻届の証人は、婚姻届を完成させるために不可欠な存在です。届出人欄が完璧でも証人欄が未完成では、婚姻届は受理されません。
婚姻届を提出した日は、夫婦にとって大切な記念日になります。証人欄の不備で、提出したい日を逃してしまったという事にならないよう、紹介した内容を参考に事前準備をすすめていきましょう。
また婚姻届が無事受理された後には、証人に「ありがとう」を伝えましょう。そして、証人にも気持ちよく、新郎新婦の新しい人生の第一歩を見届けてもらいましょう。