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2019年12月12日

JASRACの検索で必要な情報4つ|JASRAC申請・許諾で出来る事

あなたは「JASRAC」をご存知ですか。JASRACは音楽の著作権を管理する団体で、ホームページには国内外の音楽についての著作権管理者が検索できるシステムがあります。今回は、検索する際に必要となる情報や著作権の利用申請・許諾が必要になる例などをご紹介します。

JASRACの検索で必要な情報4つ|JASRAC申請・許諾で出来る事

JASRACとは?

「JASRAC」とは、日本著作権協会の英語表記「JApanese Society for Rights of Authors, Composers and publishers」の略で、ジャスラックと読みます。

JASRACは、楽曲の著作権を持つ日本および海外のアーティスト・音楽出版社などから信託を受けて、利用者から著作権料を徴収し、権利者へ分配する業務などを行っている団体です。

JASRACの検索で分かること

JASRACのHPには、J-WID(ジェイ・ウィッド)という検索システムがあり、誰でも無料で使用することができます。

JASRACの検索では、その楽曲の「作品コード」「タイトル」「権利者」「アーティスト名」「JASRACによる管理状況」などが分かります。

JASRACでの検索に必要な情報4つ

JASRACのJ-WIDで検索するためには、その楽曲についての何らかなの情報を事前に調べておくことが必要となります。

なお「タイトル名」のみで検索した場合、同名の異曲が複数存在することがありますので、アーティスト名や権利者名(作詞・作曲者)などを組み合わせて検索しましょう。

つぎに、JASRACの検索に必要な情報について、それぞれ詳しくご紹介します。

検索の時に必要な情報1:作品タイトル

JASRACの検索時に必要な情報1つめは「作品タイトル」です。

楽曲のタイトルが日本語の場合は、カタカナやローマ字でも検索できます。ただし、英語などの外国語の場合は、検索できるのはアルファベットのみになり、カタカナでの検索はできません。

検索の時に必要な情報2:権利者名

JASRACの検索時に必要な情報2つめは「権利者名」です。

権利者名には、楽曲の作詞者や作曲者などの著作者以外に、音楽出版者などの関係権利者も含まれています。

ただし、楽曲の著作者の死後、著作権が継承されている場合は、その個人名や団体名は表示されていません。

検索の時に必要な情報3:作詞者・作曲者名

JASRACの検索時に必要な情報3つめは「作詞者・作曲者名」です。

作品タイトルと組み合わせて検索する場合、作詞者または作曲者名が分かっていれば、正しい検索結果を得られる可能性が高くなります。

ただし、JASRACの検索表示基準では、人名の表記方法が国内外を問わず「姓・名」の順番となっているので、「名・姓」が一般的である外国人名の表記とは逆になっています。

検索の時に必要な情報4:アーティスト名

JASRACの検索時に必要な情報4つめは「アーティスト名」です。

著作者と同様に「作品タイトル」と組み合わせて検索すると、正しい検索結果を得られる可能性がある項目です。

ただし、アーテイスト名は付随的な情報なので、歌唱・演奏したアーティストがすべて表示されているとは限りませんので注意しましょう。

JASRACの検索表示基準での注意点

JASRACの作品データは、独自の検索表示基準により作成されているので、それを理解していないと、思ったような検索結果が得られない可能性があります。

つぎに、検索システムを使用する前に知っておきたい、JASRACの検索表示基準において注意すべき点を詳しくご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

国内作品

国内作品におけるJASRACの検索表示基準では、副題を含む作品名が日本語の場合、通常、カタカナ読みとアルファベット読みが併記されています。

ただし、作品名のカタカナ読みについては注意が必要で、例えば「少年」は1991年5月以前では「シヨウネン」と表記されていますが、1991年5月以後は「シヨオネン」と表記方法に変更があります。

つぎに、国内作品で外国語の作品名の場合についての注意点をご紹介します。

作品名が外国語で冠詞が付されている作品

国内作品で「作品名が外国語で頭に冠詞が付されている作品」の場合は、JASRACの検索表示基準では、作品名の一番後ろに冠詞が表記されるので注意が必要です。

たとえば、作品名が「THE END」の場合は、「END THE」となります。

作品名が外国語のアルファベットのみの作品

国内作品で「作品名が外国語のアルファベットのみの作品」の場合は、カタカナ読みの併記はありませんので注意しましょう。

また、JASRACの検索表示基準では作品名は大文字で記載されてるので、楽曲を検索する場合も、アルファベットでかつ大文字で検索する必要があります。

国外作品

国外作品におけるJASRACの検索表示基準では、タイトルや著作者などは半角のアルファベットで表記することになっています。

また、ほかにも「作品名」「権利者名」「アーティスト」の項目別にも、それぞれ注意すべき点があるのでご紹介します。

作品名

国外作品の「作品名」は、頭に「THE」などの冠詞がつく場合は、JASRACの検索表示基準において、最後に表記されているので注意しましょう。

また、「!」「?」「☆」などの記号は省略されている場合があり、「&」は「AND」に置き換えられている可能性があります。さらに、「12 O'CLOCK」は「TWELVE O CLOCK」と数詞で表記されていることがあります。

権利者名

国外作品の「権利者名」でJASRACの検索表示基準で注意するべき点は、作詞者や作曲者などの著作者名です。

たとえば「JOHN LENNON」を検索したい場合、JASRACの検索表示基準は「LENNON JOHN」となるため、一般的な「名・姓」となる外国人名の表記方法とは逆になります。

なお、著作者名は実名と筆名が併記されていることがあります。

アーティスト

国外作品の「アーティスト」におけるJASRAC検索表示基準での注意点は、すべてのアーティストが記載されているとは限らないということです。

なぜならJASRACの検索システムは、あくまでも楽曲の著作権関係について調べるためのデーターベースであるため、アーティスト名は付随的な情報だからです。

また、表示順については順不同となっています。

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JASRACで使用許諾が必要な例3つ

JASRACは、著作権者(作詞者・作曲者・音楽出版者など)から著作権の譲渡や信託を受けて、法律上の著作権者となることで著作権を管理しています。

もし、JASRACが著作権を管理している楽曲を使用したい場合は、特別な場合を除いてJASRACへ楽曲の使用許諾申請をする必要があります。

つぎに、JASRACへの使用許諾申請が必要になる代表的な例を3つご紹介します。

例1:イベント・施設での演奏

JASRACで使用許諾が必要な例1つめは「イベント・施設での演奏」です。

具体的な内容としては、ポピュラー・クラシック・邦楽などの音楽コンサート、ピアノなどの各種楽器の発表会、マーチングバンド、カラオケ大会などが該当します。

なお、JASRACへの使用許諾の申込手続きは、必ず開催前に行う必要があり、継続して開催する予定がある場合には手続きが簡易になる「年間の包括的利用許諾契約」があります。

例2:インターネット上での楽曲使用

JASRACで使用許諾が必要な例2つめは「インターネット上での楽曲使用」です。

具体的には、企業や個人事業主がインターネット上で有料配信する場合などが一般的ですが、たとえ無料配信でも、広告掲載など収入があるWebサイトで楽曲を使用する場合などは該当します。

また、市販のCDやダウンロードした音源を利用する場合は、JASRACでの手続き前に音源製作者などに許諾手続きが必要となるので注意しましょう。

例3:CM等の広告制作での使用

JASRACで使用許諾が必要な例3つめは「CM等の広告制作での使用」です。

音楽をCMで使用する場合、CMを制作する段階の録音時における著作権処理だけでなく、そのCMをオンエア・ウェブ掲載する際の放送と配信についての著作権処理が、それぞれ必要になります。

また、広告を目的とした録音物や映像ソフト・出版物においても、制作段階における著作権処理以外に、上演や配布など提供する段階での著作権処理が必要です。

JASRACの許諾が不要な例3つ

原則、国内外の音楽を使用する場合はJASRACへの申請・許諾が必要ですが、JASRACの管理作品を使用していない場合や著作権法第38条1項の規定により、自由利用が認められる場合があります。

つぎに、JASRACの許諾が不要な代表的な例を3つご紹介します。

例1:著作権の保護期間が過ぎたもの

JASRACの許諾が不要な例1つめは「著作権の保護期間が過ぎたもの」です。

著作権の保護期間は著作者の死後70年と定められており、その期間を過ぎた楽曲については申請・許諾の必要はありません。ただし、保護期間中であってもその著作者が死後、相続人がいなかった場合、著作権は消滅します。

なお、国外の楽曲の場合、戦時加算によって10年程、著作権の保護期間が延長されるている場合があるので注意しましょう。

例2:営利目的ではない上演

JASRACの許諾が不要な例2つめは「営利目的ではない上演」です。

「営利目的ではない上演」とは、そのイベントなどの上演によって、聴衆や観衆から料金を得ることがなく、また、演者への報酬が支払われない場合をいいます。

ただし、非営利であってもケースによっては著作権の申請・許諾が必要な場合があるので、音楽イベントなどを主催する場合は念のため事前にJASRACに問い合わせておくと良いでしょう。

例3:私的な使用の為の複製

JASRACの許諾が不要な例3つめは「私的な使用の為の複製」です。

「私的な使用の為の複製」とは、個人的または家庭内やそれに準じる限られた範囲で、楽曲を演奏したり音楽を流したりすることをいいます。

ほかにも、ブログや動画配信サービスの運営事業者がJASRACに使用許諾をとっている場合は、個人で申請・許諾をしなくても歌詞の転載や自分で演奏した楽曲の投稿ができる場合があります。

JASRACの検索サービスを活用しよう

今回は、JASRACや検索表示基準についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

JASRACは、世の中に存在する膨大な数の楽曲をデータベース化して管理し、演奏や配信などで利用する方が、簡単な手続きと適正な料金で楽曲が使用できるよう窓口となっている団体です。

あなたもイベント主催や動画配信など、楽曲の著作権申請・許諾の必要性がある場合は、ぜひJASRACの検索サービスを活用してみましょう。

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