年賀状に一言添え書きする理由とは?
「小さい頃は年賀状を出していたけれど、最近めっきり年賀状を書かなくなった」という方も多いのではないでしょうか。
LINEやメールで新年の挨拶をする人が増えたからこそ、手間をかけて年賀状を書いて送れば相手に喜んでもらえるはずです。しかし、ただ年賀状を送るだけでは十分ではありません。
年賀状に一言添え書きをすることで、こちらの真心を伝えると同時に、相手に良い印象を与えることができるでしょう。
年賀状に一言添え書きする内容とは?
「年賀状離れ」という言葉がよく聞かれるようになった現代だからこそ、年賀状の書き方や一般的な例文についてよくわからないという方も増えています。
では、年賀状に一言添え書きをする場合、どのような内容にすればよいのでしょうか。年賀状に添え書きする内容としては、相手の近況を尋ねたり健康を祈るといった例文が一般的です。
また、ご無沙汰している相手にはその理由を簡単に添えるとよいでしょう。
ご無沙汰している方への年賀状に一言添え書きする理由とは?
最近会う機会がめっきり少なくなった相手にこそ、年賀状を送ってみてはいかがでしょうか。しかし、そうは言ってもご無沙汰にしている相手に年賀状を送るのは少し気まずく感じる人もおられるはずです。
そんな時には気の利いた例文を参考にして年賀状に一言添え書きをすれば、きっとご無沙汰にしている相手も年賀状を読んで喜んでくれるでしょう。
ここからは、ご無沙汰している方への年賀状に添え書きをする例文を紹介していきます。
ご無沙汰している方への年賀状に一言添え書きする内容とは?
ご無沙汰している方にいきなり年賀状を送ると、相手もびっくりすることでしょう。だからこそ、ご無沙汰していることを謝る例文を参考にしながら、年賀状に一言添え書きをする必要があります。
ご無沙汰している方への年賀状の添え書きの例文として、「大変ご無沙汰しておりますことを何卒お許しください」といったものが挙げられます。
よりフランクな例文ならば「ご無沙汰していますが、お変わりないですか?」がおすすめです。
ご無沙汰している方への年賀状の一言添え書きのおすすめ構成
「ご無沙汰している人に年賀状を送って、それをきっかけに再び連絡をとりあうような関係になりたい」と考えている方も少なくないことでしょう。
そんな方のために、ここからはご無沙汰している相手に送る年賀状の例文についてご紹介していきます。
気の利く例文を参考にして年賀状に一言添えることで、ご無沙汰している相手への礼儀を尽くしましょう。
相手の様子を尋ねる例文
まずおすすめしたいのが、ご無沙汰している相手の近況をうかがう例文です。
「大変ご無沙汰しておりますが、その後いかがなさっているでしょうか?」「お変わりはないでしょうか?」といった例文を参考にしながら、相手の様子を尋ね、気遣いを見せましょう。
このような例文をもとに一言添えることで、年賀状を受け取った相手は「こちらのことを気遣ってくれているんだな」と嬉しく感じるはずです。
自分の近況を伝える例文
ご無沙汰している相手には、今自分がどのように過ごしているのかを伝える例文を参考にしながら年賀状を書くとよいでしょう。
たとえば卒業後長らく連絡を取っていない恩師に年賀状を送る場合には、「○○大学で○○の勉強をしております」「現在社会人として○○で働いております」といった例文を参考にしながら、自分の近況を伝えてみてください。
締めの言葉の例文
ご無沙汰している相手に送る年賀状の締めの言葉として、どのようなものを書けばよいのでしょうか。
例文としておすすめしたいのが、「何卒ご自愛くださいませ」「どうぞお体にはお気を付けください」といった、相手の健康を祈るフレーズです。
また、ご無沙汰していた相手と再び交流を持ちたいのならば、「近いうちにまたお目にかかれましたら幸いに存じます」といった例文がよいでしょう。
ご無沙汰している方への年賀状の一言添え書き例文
ご無沙汰している方に年賀状を送るのは、なかなかに気まずいものです。とは言え、相手と再び交流を持ちたい時や、恩師やお世話になった上司などに妊娠・出産・結婚などの報告を行いたい時には、年賀状はとても便利なツールだと言えます。
ここからは、ご無沙汰している相手別におすすめの一言添え書きの例文をご紹介してきますので、ぜひ参考になさってみてください。
ご無沙汰している友人への一言添え書き例文
ご無沙汰している友人に送る年賀状ならば形式ばる必要はなく、「ご無沙汰していますがお元気ですか?私は元気です」といったフランクな添え書きで問題ないでしょう。
年賀状をきっかけに再び連絡のやりとりを行いたいならば、近いうちに都合がよければ会いたい旨を一言添えてみてください。
ご無沙汰している親戚への一言添え書き例文
ご無沙汰している相手が親戚の場合、「最近お会いする機会がありませんが、みなさまはお元気にしておられるでしょうか?」と親戚の一家の様子を尋ねる一文を書くのがおすすめです。
同時に、自分たち家族の近況についても簡単に添え書きするとよいでしょう。例文としては、「こちらは変わりございません」や「最近娘が○○大学に進学いたしました」といった文章が一般的です。
ご無沙汰している上司や目上の方への一言添え書き例文
上司や目上の方と疎遠になっているものの、年賀状を送りたい場合にはまず「大変ご無沙汰しておりますことをお許しくださいませ」と非礼を詫びましょう。
その上で、「この度は結婚しましたことをご報告させていただきます」といったように、なぜ年賀状を出したのかを簡潔に伝えるのがおすすめです。
あなたの会社に仕事の生産性をあげる「働き方改革」を起こしませんか?
名刺が多すぎて管理できない…社員が個人で管理していて有効活用ができていない…そんな悩みは「連絡とれるくん」で解決しましょう!まずはこちらからお気軽に資料請求してみてください。
一言添え書きする際の注意点とは?
ここまでは、ご無沙汰している相手に年賀状で一言添える内容について解説してきました。長年疎遠になっていたとしても、年賀状をもらうと嬉しいものですし、さらにそこに心のこもった一言が添えられていれば相手の真心を感じることでしょう。
ただ、気をつけたいのが一言添え書きをする際のマナーです。特に年配の方は、マナーを重視する方も少なくありません。
ここからは、年賀状の一言添え書きの注意点について解説していきます。
印刷してある文章と重複しない文章を選ぶ
まず気をつけたいのが、年賀状に印刷してある文章と意味が被ってしまう内容を添え書きしないということです。
あらかじめ賀詞やイラストが印刷された市販の年賀状を購入される方も多いでしょうが、「謹賀新年」や「賀正」という賀詞が印刷されているのに、一言添え書きで「明けましておめでとうございます」と書いてしまうと内容が重複してしまいます。
句読点はつけない
句読点はつけないようにするというのも、年賀状に一言添え書きをする際の注意点として挙げられるでしょう。
年賀状のようにフォーマルな文章では句読点をつけずに一文書きをするのがマナーですので、普通の文章を書くような感覚で「、」や「。」をつけてしまわないように気を付ける必要があります。
忌み言葉は使わない
年賀状はおめでたいものですので、決して忌み言葉は使ってはいけません。忌み言葉とは不吉なものを連想させるワードのことであり、たとえば「死」「血」「悪」「別」「離」といった漢字が挙げられます。
これらの漢字はいずれも、死や怪我、離別などの不幸を連想させるからです。また、注意したいのが「去年」という言葉を使わないということでしょう。
「去」も忌み言葉なので、代わりに「昨年」や「旧年」を使いましょう。
ご無沙汰している方への年賀状には心のこもった一言を添えよう
今回はご無沙汰している相手に年賀状を送る際の、一言添え書きの例文について特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。
最近はメールやLINEで簡単に新年のお祝いを済ませる人も増えてきましたが、だからこそ年賀状をもらうと嬉しく感じるものです。
ご無沙汰している相手との交流を再開したい時には、ぜひ年賀状を送ってみてはいかがでしょうか。気の利いた一言を添え書きすることで、真心を伝えられるはずです。