specialとは?
「special」とは、ラテン語の「specialis」という単語が語源といわれ、特定の・特殊な・特別な・専門的な・一級品・オススメ品・他と比べはっきりとしている~、などの意味で使われている単語です。
本記事では、specialの意味と使い方、品詞ごとの意味7つと例文5選・注意点について紹介していきます。まずはじめにspecialの読み方・音節、specialの複数形について見ていきましょう。
specialの読み方・音節
specialの読み方・音節について見ていきましょう。
specialは発音は「spéʃəl」、読み方は「スペシャル」となり、音節は「spe・cial」の2音節から構成されています。
アクセントをつけるところは「special(スペシャル)」の「pe(ペ)」です。英語を話す際には発声の強弱を駆使すると伝わりやすい話し方になります。英語の上達にも影響するのでアクセントをつけた形で覚えていきましょう。
specialの複数形
specialの複数形は、specialに「s」を付ける形の「specials」、読み方は「スペシャルズ」です。
specialsの音節は「spe・cials」の2音節、発音は「spéʃəlz」となり、「pé(ぺ)」の部分を強くアクセントをつけて発音する形になります。
specialの複数形「specials」は、何か特別なものが一つではなく、いくつか、たくさんあるときに使う形です。
specialの品詞ごとの意味7つ
「special」には、名詞、形容詞など詳しくわけるとどのような意味があるのでしょうか。
次は、specialの品詞ごとの意、形容詞では、特別の・独特の・専門の・臨時の・並外れた、特別の人・もの・特価品、という7つの意味について紹介していきます。
形容詞
形容詞は、名詞や動詞と並ぶ主要な品詞の一つです。善悪、大小、高低、新旧など、人や物に何らかの属性があることを述べる時に使います。
specialには形容詞としての使い方として、特別の・独特の・専門の・臨時の・並外れた、という使い方があります。
それぞれどのような使い方をしていくか詳しく説明していくので、使い方によってそれぞれのニュアンスが変化する内容についてもしっかりと覚えていきましょう。
意味1:特別の
specialの形容詞の意味1つ目は「特別の」という意味です。「特別の」という言葉は、他との間に、はっきりした区別があるという時に用いられる形容詞です。
例えば、以下のような使い方があります。
・a special agency(特別代理店)
・something special(何か特別なもの)
・on special offer(特別提供価格で)
・on special occasions(特別の機会に)
意味2:独特の
specialの形容詞の意味2つ目は「独特の」という意味です。「独特の」という言葉は、そのものだけが特別にもっていること、他の人には及ぶことができないこと、などを指す形容詞です。
例えば、以下のような使い方があります。
・a special landscape(独特の風景)
・It has a special bitterness.(独特の苦みがある)
・It ’s a special habit.(それは独特な習慣だ)
意味3:専門の
specialの形容詞の意味3つ目は「専門の」という意味です。「専門の」という言葉は、限られた分野の学問や職業に従事すること、関心を向けている事柄についてつかわれる形容詞です。
例えば、以下のような使い方があります。
・my special field (私の専門の分野)
・a special hospital(専門病院)
意味4:臨時の
specialの形容詞の意味4つ目は「臨時の」という意味です。「臨時の」という言葉は、一時的であること、その期間だけあること、その時々の事情に応じて行うこと、というときに使われる形容詞です。
例えば、以下のような使い方があります。
・a special correspondent(臨時に派遣された人)
・A special class was held.(臨時クラスが開かれた)
意味5:並外れた
specialの形容詞の意味5つ目は「並外れた」という意味です。「並外れた」という言葉は、大変優れているさま、普通ではないさま、という状態を表す形容詞です。
例えば、以下のような使い方があります。
・This is a very special case.(これは極めて並外れたケースです)
・She has a special talent for physics.(彼女に物理学に並外れた才能がある)
名詞
名詞は、物体・物質・人物・場所など具体的な対象を指示するのに用いられるものです。specialの名詞として、特別の人・もの、または特価品、という使い方があります。
どのような使い方をするか例文もあげて紹介していくので、例を参考にspecialの名詞としての使い方を覚えてしまいましょう。
意味6:特別の人・もの
specialの意味6つ目は「特別の人・もの」という意味です。「特別の人・もの」とは、他との間に、はっきりした区別がある人・もの、という意味になります。
例えば、以下のような使い方があります。
・a special offering that is featured in advertising(広告で紹介されている特別サービス)
・He is special to me.(彼は私にとって特別)
意味7:特価品
specialの意味7つ目は「特価品」という意味です。特価品とは、特別に安い値段の品のことを指します。
例えば、以下のような使い方があります。
・What are today’s special price goods?(今日の特価品は何ですか?)
・We were able to purchase with special.(私たちは特価品を購入できた)
specialを使用した例文5選
次は、specialを使用した例文5選について紹介していきます。「special」は「delivery」「on」などがくっつくことによって意味が変化します。
少しでも早く「special」の使い方に慣れるために、「special delivery」「on special」「special treatment」「special offer」「special edition」などの使い方も覚えていきましょう。
例文1:special delivery
「special delivery」とは、速達郵便、速達、特別配達という意味がある言葉です。
「special delivery」を使った例文には、以下のような例文があります。
・I have sent the present by special-delivery post.(特別配達郵便でプレゼントを送りました。)
・Please send this by special delivery.(これを速達で送ってください。)
例文2:on special
「on special」とは、特別の、特殊の、独特の、特有の、専門の、専攻の、などの意味がある言葉です。
「on special」を使った例文には、以下のような例文があります。
・He has a special obligation.(彼には特別な義務があります。)
・Law on special measures concerning minors was taken(未成年者に関する特別措置法が施行されました。)
例文3:special treatment
「special treatment」とは、特別待遇という意味がある言葉あり、「special treatment」を使った例文には、以下のような例文があります。
・You are worth the special treatment(君は特別待遇を受ける価値がある。)
・I can’t give her special treatment.(彼女に特別な待遇をすることはできません。)
例文4:special offer
「special offer」とは、特別なキャンペーン、特価提供、タイムサービスなどの意味がある言葉あり、「special offer」を使った例文には、以下のような例文があります。
・20% discount is available to everyone who becomes a member during the special offer period.(キャンペーン中に限り、会員になると20%の割引が受けられます。)
例文5:special edition
「special edition」とは、特別版という意味があり、「special edition」を使った例文には、以下のような例文があります。
・I bought a special edition from a newspaper‐seller.(新聞販売店から特別版を購入した。)
・30th anniversary special edition album released.(30周年記念の特別版アルバムが発売された。)
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specialを使う上での注意点
最後にspecialを使う上での注意点について紹介していきます。実は、specialという単語は、使い方を間違えると相手に不快感を与えてしまうこともあります。
specialという単語には、特別な関係を意味したり、特別な障害・制限を意味することが注意点になるでしょう。
特別な関係を意味することがある
特別な関係を意味することがある「special」ですが、例えば「私たちは、親友です」と伝えたい時に「We are special friends.」と伝えたとします。
「We are special friends.」は、文法的には間違っていませんが、ネイティブ的にはspecial friends=特別な関係を持つ人となり、「私たちは同性愛のカップルです」という意味に伝わってしまうことがあります。
特別な障害・制限を意味することがある
「special」には、特別な障害・制限を意味する使われ方をすることがあります。例えば、「彼女は特別な人です」と伝えたいときに「She is very special.」と伝えたとします。
文法としては間違っていませんが、ネイティブ的には「特別」という意味が「制限や障害を持った人」という意味になり「食事制限がある人」「障害を持っている人」「知能に遅れがある人」などの意味で伝わってしまうことがあります。
specialの意味と使い方を理解して使おう
specialの意味と使い方、品詞ごとの意味7つと例文5選・注意点について紹介しましたが、理解でしたでしょうか。
specialには、形容詞では、「特別の・独特の・専門の・臨時の・並外れた」という意味や、名詞「特別の人・もの・特価品」など、色々な使い方がある単語です。
特別な関係を意味することがあることや、特別な障害・制限を意味することもあるので、使いどころや使い方については十分注意していきましょう。